連絡があった前日に妹が面会したときは元気だったそうです。高齢ですから突然何が起こっても不思議はないのですが。
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父の病状の変化
発熱当日に訪問医の指示で解熱剤を服用したとのことで、翌日には熱が下がり始めたそうです。
PCR検査は陰性で、食事もできていると聞いていたので、数日で落ち着いてくるかと思っていました。
ところがSPO2(経皮的動脈血酸素飽和度・血中の酸素の量)が下がっていて、訪問医の診察と検査の結果、肺炎の疑いがあるため大きな病院を受診することに。
父は肺炎にかかったことはありませんが、年齢的にとうとう誤嚥性肺炎か・・・と心配がつのってきました。
受診の結果は
受診当日はもう熱もなく、本人は病院へは行きたくなかったそうで、付き添った妹には「来る気はなかったんだよ」と言っていたとか。
検査や診察の結果、肺に多少の炎症はあるものの入院するほどのことはないとのことで、しばらく薬を服用するだけで済みました。
病院も入院も手術も大嫌いな父。ホッとしたようです。もちろん私たちも。
診察してくれた医師は、「ご家族の希望によっては入院する場合もありますが、高齢者が入院すると体力がかなり落ちますからお勧めはしません」と言っていたそうです。私たち家族も、入院による体力の低下が一番気になっていました。
また炎症の部位から想定すると、誤嚥性肺炎ではなさそうだとも言っていたとか。今回の症状の原因はわかりませんが、まだ嚥下機能は大丈夫だということでしょうか。年齢的に嚥下機能の低下は仕方ありませんが、ちょっとホッとしました。
父の回復力の源
発熱から病院を受診するまで数日ありましたが、受診したときにはほぼ元気な状態になっていました。高齢であることを考えると、自力でそこまで回復したとは驚きです。
体力がまだ十分にあるということなのでしょうか。父のその力は、「食べること」から来ていると想像できます。施設に入居する前も今でも、肉類が大好き!全部自分の歯ですから、噛むことにも支障はありません。
「高齢者こそ肉類を食べた方がいい」とはよく言われることです。タンパク質をしっかりと摂った方がいいと。高齢者が低栄養になると、たちまち免疫力が低下してしまうそうですね。
父は好き嫌いはなく、何でもよく食べます。自宅で暮らしていたころには、毎朝プロテインも摂っていました。それでも90代になってからは、かかりつけ医に「もっと肉を、もっとタンパク質を」と言われていました。
そういえば、亡くなった母が入院していたとき、退院前の栄養指導でも「タンパク質を積極的に摂ってください」との説明がありました。それだけタンパク質は重要なのでしょう。
しっかりと食べていたことが、早い回復に繋がったのだろうと推察しています。今までどおり元気に暮らしているようでひと安心です。
おわりに
父が体調を崩していたころ、私のかかりつけ医への通院日がありました。そこで測った血圧がいつもより高く、どうかしたのかと問われました。父の話をしたところ、おそらく心労から来るものでしょうとのこと。
その流れで父の様子を話すと、「90歳を過ぎて初めての肺炎なんて、それもそんなに軽かったなんて、相当お元気なんですね」と言われました。年齢的に稀なことだそうです。
父の元気の秘訣が食にあることを思うと、肉類がそれほど好きでない私はあまり摂取していないかもと気づき、これはまずいぞ!と。大豆などの植物性タンパク質は積極的に摂っているのですけどね。
単純な私は早速かたまり肉を買ってきて調理をしました。私が摂っていないということは、夫もということになります。
夫婦ともに60代。食べ過ぎは問題ありですが、必要なものはしっかりと体に取り入れながら、健康を保ちたいと思います。
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