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母が大腿骨骨折(転子部骨折)をして入院してから2週間ほどが経ちました。
手術は無事に成功し、現在はリハビリに励んでいます。

大腿骨骨折は入院後すぐに手術をすることが多いです。
高齢者の場合でも全身状態が手術に耐えられるなら、手術による治療法が選ばれます。

それでもすぐには手術ができない場合もあります。
母の場合もそうでした。


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大腿骨骨折イコール「寝たきり」ではない


子どものころ、年をとって足の付け根や腰を骨折をすると寝たきりになるという話を大人たちの会話から度々耳にしていました。
実際に祖母も大腿骨骨折、入院で寝たきりになりました。
そんな記憶があったので、骨粗しょう症の母には認知症に罹る以前から転倒に気をつけてと度々言ったものです。

現在では麻酔管理法や手術方法の進歩によって、高齢者でも手術による大腿骨骨折の治療が可能になっています。
全身状態が手術に耐えられるなら、手術によって治療した方がいいと言われています。
そして手術翌日からリハビリをすることで、寝たきりを防ぐことが可能です。


手術以外の治療法


手術以外の治療法として、ギブスや牽引で骨がつくのを2〜3か月待つこともあります。
その間はベッドで寝たきりになります。

高齢者だと褥瘡(床ずれ)ができたり肺炎を起こしたり認知症の症状が出たり悪化したり・・・といった合併症の影響があります。
またベッド上で安静を保つことが必要であるがために、そのまま寝たきりになってしまうこともあります。

うまく骨がつかない場合も多く、ついたとしても曲がっていたり足の長さが左右で変わってしまったりということも。
そういった影響からも、全身状態が手術に耐えられるならば手術が選択されることが多いわけです。
といっても本人や家族の考えで手術以外の方法を取ることもあるでしょう。


入院後すぐに手術できない場合もある


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何も病気がなく元気な高齢者もいますが、大なり小なり持病があるものです。
その持病や服用している薬によっては、すぐに手術ができない場合があります。

母の場合、心筋梗塞の既往歴があり抗血小板剤(血液を固まりにくくする薬)を服用しています。
血液が固まりにくいということは、出血が止まりにくいということです。
手術にはこの薬の服用を中止する必要があります。

入院してすぐの検査で骨折による出血で既に貧血状態になっていましたので、抗血小板剤の服用を中止し輸血をしながら手術の日を待つことになりました。

入院してから4日後に手術となりましたが、手術前の検査では抗血小板剤の服用中止による影響で血管の石灰化(動脈硬化がさらに進行した状態)が始まっていたそうです。
服用中止もこの辺りが限度だったのでしょう。

4日間服用を中止しても、手術中の出血が予想よりも多くて輸血を追加したと術後に説明がありました。
動脈硬化の治療に必要な薬でも、手術となると反対の影響が出てきます。
そして服用を中止することで心臓発作が起こりやすい状態にさらされるわけです。
高齢者や持病のある場合の手術の難しさを、家族がそうなってみて改めて痛感しました。


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