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50代の同窓会・力の抜け加減がいい感じ」という記事にも書いたように、同窓会出席のために実家に帰省し、数日滞在しました。

年老いた両親のみで暮らす実家。
80代後半の父が認知症の母の介護を1人でしていますから、実家に立ち寄るときには食事の支度や掃除などのほか、両親が暮らしやすいよう生活空間を整えるのも大事な役割となっています。

このときのミッションは、半間の押入れの整理。
シーツやタオルの類がたくさん入っています。


押入れ.JPG



洗濯好きできれい好きな母がシーツを多く持つ理由


押入れに入っていたのはシーツにタオルケット、新品のバスタオルにフェイスタオル。
母は認知症のため、買ったことを忘れ、また仕舞った場所も忘れてしまいます。
そして必要だからとまた購入するため、在庫がどんどん増えていく状態。

入っていた大量のシーツはどれも新品ではなく、洗濯後に仕舞ったままのものばかり。
両親に娘3人という5人家族だったということもあり、母は元々「洗い替えに」とシーツをたくさん買い込む方でした。

洗濯好きできれい好き。
たくさんのシーツを前に、そんな母のおかげでいつもきれいな寝具で休むことができていたのだと改めて実感しました。
それでも現在の父と2人の暮らしには多すぎる量です。


布団圧縮袋でシーツ等を整理


父は毎日の生活と母の世話に明け暮れ、片付けまでする余裕はなく、また普段使っているもの以外は、家に何がどれだけあるかなど、把握してはいません。
典型的な昭和ひとケタ男子です。

両親用にこの夏必要な分だけのシーツを寝室の押入れに入れ、残りは布団圧縮袋でかさを減らして収納することにしました。

事前に妹が布団圧縮袋Mサイズを4枚購入しておいてくれました。
実家の掃除機はコードレスのスティッククリーナーのため、充電時間や持続時間、吸引力に問題があり、掃除機不要の圧縮袋を。

 
このタイプのものが用意されていました。

押入れに入っていたシーツにタオルケット、新品のバスタオルにフェイスタオルは圧縮袋3枚に収まり、立てて収納できたため押入れ上段がすっきりと。


不要な座布団が押入れの奥から出てきた!


シーツやタオルケットの奥から出てきたのは、来客用座布団5枚と半端な2枚の座布団。
さらに段ボールに入った母の衣類。

座布団を見ると、
「うちはお客さんが多いから必要よね」
と母が。
父と私は顔を見合わせ、
「それっていつの時代の話・・・?」
と心の声。

母の心の中に「よき時代」として残っているのは、家族5人で賑やかに暮らし、親戚や友人たちとの行き来も多かったころのことでしょう。

「最近は来客があっても座布団は使わず椅子にすわってもらっているよね」
と父が上手く説明してくれ、母手作りのきれいな座布団カバーのかかった2枚だけは残そうという案に母も納得し、無事5枚組の古い座布団は処分することができました。

残した2枚の座布団も不要なものですが、すべてを処分となると母には逆効果。
全部残すと言い出しかねません。
母の気持ちを慮りながら、生活にも支障のない着地点を探るしかありません。
両親も私も気持ちよく整理、処分できることが大事なポイントです。


認知症の母にも「もの」に対する思いがある


片付けや処分をするときには、必ず母に同席してもらっています。
認知症とは言っても、過去の思い出はしっかり残っていますし、その思い出は持ち物の中に存在しています。

時間はかかりますが、1つ1つ一緒に見て話をしながらどう処理するかを納得して決めてもらう。
決めたことすら後には忘れてしまいますが、一度母に決めてもらえば忘れたことでも説明すれば納得してくれますので、このプロセスは重要です。

子どもの側から見たら不要なものでも、当事者にとっては意味のあるものであることも。
それらを勝手に処分することは、両親の生きてきた道を切り捨てるような気がします。

一緒に片付けることで、子どものころの懐かしいものや思い出に出会えることもあります。
そんな思い出話をしながらの片付けは、時間がない中での作業であったとしても私にとっては楽しいひと時です。

段ボールに入っていた母の衣類は、使えるものだけ残して処分しましたが、
「デイサービスに着て行かれるものがたくさんあるわ」と母は満足した様子でした。
これにて、今回のミッションも無事終了!!

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