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朝早くに携帯が2度鳴りました。
見ると母の携帯から。
留守電も入っていますが、無言です。
母の携帯に折り返しましたが、やはり無言。

これは父に何かあったのかもしれないと、慌てて父の携帯にもかけました。
父が電話に出たのでホッとしましたが、明け方まだ暗いうちからデイサービスに行く行かないでもめている様子。
しばらく母と電話で話をしました。


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目次


 ・母の抵抗
 ・母の混乱
 ・母への対応
 ・デイサービスのお迎え
 ・介護のあり方は一通りではない
 ・まとめ


母の抵抗


いつものことながら、母はデイサービスに行きたくないという思いがあります。
元来内向的で、家にいることを好むタイプでしたから。

デイサービスということはもう認知できず、
「学校へ行く」
「仕事へ行く」などと表現します。

電話で話したときには、行く行かないではなく
「おじいちゃんが意地悪するの」と訴えていました。
「出て行ってほしいんだって」
「いない方がいいんでしょ」などと、父がデイサービスへ行く日だと言ったことに対して、自分が邪魔だから追い出そうとしていると感じているようでした。

離婚したいと思ったのか
「もう別れたいから裁判してほしいの」と。
離婚の裁判なんてことがわかっているんだ・・・と感心していたら、
「あなたが裁判してちょうだい」と。
やはりわかっていないのよね・・・。

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母の混乱


途中までは夫に意地悪されていると訴えていましたが、話をしていくうちに母自身の亡くなった父親に変わってしまったようです。
「親なのに出て行けって言うのよ」と訴えていましたから。

こういったことは、最近よくあることです。
私と話していても、友だちと話しているように思っていることもあります。
認知症の症状がかなり進んできていることを感じさせる出来事が増えてきています。

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母への対応


こういうときは、じっくり話を聞くしかありません。
どんなことを言ってきても、なるべく笑える方向へ持っていくようにします。

わけのわからないことや、つじつまの合わないことを言っていても、我に返る瞬間もあるように感じます。
ほんの一瞬ですが、母がそんな反応を示すことがあります。
そこにうまく入り込めたときは、会話自体はおかしなことばかりですが、だいたい落ち着いてきます。

アルツハイマー型認知症だった義母は、義父に対して怒りを感じているときでも、話をそらしながら義母が喜びそうな話題に変えると怒りも忘れてくれたので助かりました。
レビー小体型認知症の母の場合、そういった方法ではうまくいかないことが多いです。
うまく話題を変えて機嫌がよくなっても、怒りの感情は忘れてくれません。

それでもじっくりと話を聞くことで、落ち着いてくるのは実感しています。
「娘たちは3人とも話を聞いてくれる」と言う母の言葉からもそれを感じます。

昨朝も40分ほどの電話で落ち着いてきました。
「また電話でおしゃべりしようね」と言うと
「またかけるからね」と機嫌よく切りました。

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デイサービスのお迎え


機嫌よく電話を切ったものの、そうはうまくいかないのがこの病気。
デイサービスのお迎え時まで、着替えもせず食事もしないでベッドの中にいたそうです。

それでも「通所介護(デイサービス)施設の変更|変更の理由とその手続きの方法」という記事の中に書いたように、見学・契約のときの話どおりに母のベッドサイドまでスタッフがやってきて、母を連れ出してくれたそうです。

パジャマのままでしたが、靴下を履いてパジャマの上からコートを羽織って、着替え一式を持って抵抗もなく出かけたそうです。

母がデイサービスに行きたがらないことは事前に話してありました。
「そういうときは、着替えていなくても施設で着替えてもらいますから大丈夫です。着替え一式だけ用意していてください。お部屋まで入らせていただけるならお連れしますから」と言ってくれていました。
そのとおりのことをしてくれたようです。

主治医にも「スタッフに任せなさい」「喜んで行く人なんて、そういないものですよ」と言われました。
そのとおりなのですね。

連れ出してくれたことで大変助かりました。
母にとっては家から出かけて行くことに意味があります。
心身ともにそれがリハビリだからです。

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介護のあり方は一通りではない


無理やり行かせているのではないかという意見もあるかもしれません。
でも私たち娘3人は、介護について母だけのことではないと考えています。
父と母、2人一組での介護だと。

デイサービスへ行ったことすら忘れることもある母ですが、行っている時間は穏やかに過ごしていると聞いています。
穏やかな時間を過ごす、それが母には必要なことと思っています。
そしてその時間、つかの間ですが父も目が離せない介護から離れて自分の時間を持てたり、日頃できないことをしたりといった時間を持つことができます。

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まとめ


母だけが快適に過ごせるのではなく、両親揃って快適に過ごせる状態を模索しながらやってきました。
ずっとそばについてあげられない娘たちが、それぞれのできることをしていくしかありません。
自分たちだけでできないことは、外部の助けも借りていきます。

ネットで検索すれば、介護情報はたくさん出てきます。
介護に関する本もたくさんあります。

それでも、介護のあり方は各家庭によってそれぞれだと思っています。
情報にも頼るけれども、情報に振り回されることなく、状況の変化に応じてその都度対応していきたいと思っています。


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