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母の認知症が今ほど進んではいず、まだ時々料理をしていたころでした。
それでもだんだん認知力が低下してくると、危険なものを危険と感じないときもあり、ガスコンロでは火災ややけど、袖口などへの燃え移りが心配になっていました。
一時はガスコンロを使い終わるたびに電池を抜いて、母が使えないようにしていたこともあります。
そうなると料理をする父が不便を感じるようになってきました。
また火災や燃え移りの心配は父も同様でしたから、IHクッキングヒーターに変える必要性を感じるようになってきました。
購入したのはアイリスオーヤマのIHクッキングヒーターです。
※記事執筆は2016年ですが、2022年2月3日現在扱っているIHクッキングヒーターに修正いたしました。
購入の決め手となったポイント
- 火が出ないから安心
- 電源が100Vで電気工事がいらない
- 価格が手頃
- 全面フルフラットのガラストップで掃除がしやすい
- 1分〜9時間50分のタイマーが付いている
安全のための機能
- なべ検知機能:使えるなべ、使えないなべを自動的に判別
- なべなし検知機能:なべをのせないで加熱を始めると、自動的に加熱を終了
- 小物検知機能:スプーンなどのなべ以外の小物を置いて加熱すると、自動的に加を終了
- 切り忘れ防止機能:調理を始めて、2時間以上ボタン操作をしないと、自動的に加熱を終了
- トッププレート過熱防止機能:トッププレートの温度が上がると、点滅して加熱を終了
- 温度過上昇防止機能:なべ底の温度が高温になりすぎると、自動的に加熱を終了
- 内部回路過熱防止機能:内部の温度が上がると、ランプが点滅して加熱を終了
- 揚げ物鍋そり検知機能:底のそりが大きいなべを使用して揚げ物調理すると、点滅して加熱を終了
デメリットがないわけではありません
- 火力が弱い
- 電子レンジや炊飯器など、同時に使うとブレーカーが落ちることがあるので要注意
- 慣れるまでは火力調整がうまくできず、調理時間がかかることがある
ある程度のデメリットがあっても、安全、安心には代えられません。
右手前の電源ボタンを押し、そのあとはガラストップ手前の加熱キーをタッチするだけという簡単さを父は気に入ってくれました。
火力調節も「強く」「弱く」と表示してあるところをタッチするだけ。
実家へ行くと私も使いますが、「音声ガイド」はよくしゃべってくれます(笑)。
フルフラットのガラストップは、拭くだけできれいになるので手入れがラクで、使い勝手がよいです。
購入したのは2口のものですが、1口、3口とありますので、ライフスタイルに合わせて選びやすいです。
また、工事が必要となる場合もありますが、200Vのものもあります。
火力が強い方がいいという方向きです。
義父はNO!
昨年末、夫の実家でもガスコンロを買い替えることになりました。
一緒に買いに行きましたが、料理好きの義父には火力の弱いIHクッキングヒーターは却下されました(^^;
離れて暮らしている分、安全なものを使ってほしいのですが、さすがに強制はできません。
今すぐは無理でも、折を見てまた勧めてみたいと思います。