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義父が我が家にやってきて介護生活が始まり5週間が経ちました。

夫婦2人の気楽な生活から介護生活へ。
夫はもちろんですが、日中家にいる私の生活は大きく変わりました。

心身ともにマイナス面もありますが、いいこともありました。
変えられない日常ならできなくなったことを数えるより、もたらしてくれたいい面を数えていこうと思います。
今感じている3つのいい面について記します。


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朝食をきちんとしっかり食べる


夫も私もそれぞれのペースで、朝食にはヨーグルトや果物などの軽いものをとっています。
私にとってはラクな思いをしていたわけです。

義父と生活するようになったらそうはいきません。
薬もきちんと服用しなければなりませんから、毎朝決まった時間に和食の朝食を作らなければなりません。

義父はパンを食べませんので3食ご飯です。
炊き立てのご飯とお味噌汁があるので、私もしっかりとした朝食を食べるようになりました。



規則正しい生活をする


特に時間に縛られない生活をしていましたので、自由気ままに過ごしてきました。
やるべき家事さえやってしまえば、あとの時間は好きなように。

夫も私も朝型か夜型かといえば夜型。
夜遅くまで起きておしゃべりしていることもよくありました。

義父は高齢ですし病気も抱えていますから、規則正しい生活が何よりです。
食事も入浴も定時に。
私はそれに合わせて動きます。
「いつでもできる」「あとでもいいや」というのんきなことはできません(今までは相当のんきでしたが)。

同居当初はそんな時間にがんじがらめにされているようで、苦痛にも感じられていました。
義父の生活に合わせているといっても、すべての時間を義父のために費やしているわけではありませんが、目を離せないのでずっと義父のために時間を使っているような思いでした。

今の生活に慣れてきたので、最近ではそんな感覚もだいぶ薄れてきているように感じます。
目を離せないといっても、つきっきりで介護や介助が必要なわけではありません。

安全でありさえすればOKと思えるようになってからは、義父の規則正しい生活のおかげで私もきちんと生活ができているといういい面に目を向けられるようになりました。
ちょっと思考の向きを変えるだけで、ネガティブさを軽減できるものですね。


先を考えた計画的な生活をする


子どものころから予定を立てて、その予定をこなしていくのが大好きです。
昨秋からはバレットジャーナルで生活を管理する楽しさを味わっています。


家事に関しても主婦になってからずっと年間計画、月間計画を立ててこなしてきました。
それでも夫婦2人の生活になってからはきっちり計画どおりにするのではなく、ゆるく自分の都合に合わせながらやっていました。

現在の生活では義父の通院や検査の予定が多く入ってきます。
その予定を最優先にしていますし、義父も1日に1つのことをこなすだけしか体力がありません。

そうなると先を先をと考えて行動するようになってきました。
これは子育てをしていたころと同じです(笑)。
かつてはやっていたことでも、いったんお気楽生活をしてしまうとかなりナマケモノになってしまうのだなぁと感じています。


まとめ


上に挙げた3つはどれも当たり前な生活の基本です。
ここ数年はそれができていなかったのだと改めて感じました。

お気楽な夫婦中心の生活から、あたりまえの規則正しい生活へ。
義父との同居、介護生活は決して楽しいものとは言えません。
同性の義母だったらまた違っていたかもしれないとも思います。

ないものねだりをしても仕方ありませんから、いい面を見つめ、もっといいことを探せるようにしていきたいものです。
そしていずれ自分も通る道である人の老いについて、目の前で学んでいきたいと思っています。

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