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そして、二十世紀梨が我が家にやってきました。
二十世紀梨は青梨系、梨の生産量1位・2位の幸水・豊水は赤梨系です。
関東出身のためか、なじみのあるのは赤梨系の幸水や豊水。
子どものころから食べてきた梨は糖度が高く果汁が多いものでした。
二十世紀梨はシャリシャリ感が強く、酸味と甘みとが混ざり合った梨だという印象が強いです。
二十世紀梨の食べ頃は3通りあるとのこと。
皮が緑色のころ、やや黄味を帯びたころ、そして全体が黄色になったころ。
甘みはこの順番で増していきます。
二十世紀梨特有のシャリシャリ感は、緑色のころの方が強いように感じます。
我が家に届いた梨は全体に黄色い状態でした。
そのせいか私の舌が記憶している二十世紀梨よりも、ずっと甘みを感じました。
甘みが強くなるように品種改良でもされたのかと思いましたがそういうわけではなく、甘味が一番増している食べ頃だったからなのですね。
1種類の梨で3度違う味を楽しめるだなんて知りませんでした。
ちょっとお得感のある梨。
二十世紀梨は同じ品種間での受粉では実ができないため、他の品種の花粉を筆でつけてやることによって受粉させます。
美味しいものをいただくまでに、手間暇がかかっているということです。
梨を食べ切れないときには、そのまま食べるだけでなく、すりおろしてカレーに入れることがあります。
天然の甘みが増して美味しいカレーに仕上がります。
すりおろさずにほかの野菜と同じ大きさに切って入れると、シャキシャキ感を楽しめるカレーになるそうです。
一度作ってみようかな。
また、梨やリンゴ、パイナップルなどには肉を柔らかくする酵素が含まれているので、肉料理に利用するのもいいですね。
でも一番おいしいのは、やはりそのまま生でいただくことでしょう。
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