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朝の情報番組「あさイチ」では、以前から「離れて暮らす親の介護」について、いくつかのテーマごとに特集が組まれていました。

要介護認定の手続き、地域包括支援センターの利用、遠距離介護、介護施設探し、高齢者住宅等々。
先日の放送のテーマは親の呼び寄せ。

今春、義父を600キロ離れた場所から我が家に呼び寄せた私にとって、一番身近なテーマです。
そして今後、実家の父の呼び寄せも課題となっています。


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目次


 右向き三角1親が元気なうちは先送りしてしまう将来の介護問題
 右向き三角1離れて暮らす親の介護に正解はない
 右向き三角1先手先手の情報収集が大事
 右向き三角1親の呼び寄せ・我が家の場合
 右向き三角1親を呼び寄せてすぐにしたこと
 右向き三角1まとめ


親が元気なうちは先送りしてしまう将来の介護問題


親がいつまでも元気なはずはないのに、どこかでそれを期待してしまう。
期待しながら肝心な問題を先送りにしているうちに、親がますます老いていく。

我が家でも親のことを考えてはいたものの、親が健康であることに甘えていた部分は大いにありました。

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離れて暮らす親の介護に正解はない


番組では親を呼び寄せて介護をしている人、離れたまま介護を続けている人、今後どうしようかと悩んでいる人など、様々な立場からの経験談や意見が見られました。

介護される親の今までの生き方、暮らし方、ものの考え方、性格。
介護する子どもの仕事や育児、ライフスタイル、今までの親子関係。
それぞれが組み合わさると、数知れない介護のパターンが存在します。

ある家族によってはうまくいったことが、別の家族には当てはまらないということが当然起こります。

参考になる意見や情報は存在しても、正解は誰も教えてくれません。
どの家庭にも当てはまる正解がないからです。

正解を求めてさまようより、親子それぞれが求める優先順位や譲れない点を出し合って、擦り合わせていくしかないと考えます。

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先手先手の情報収集が大事


介護の問題はある日突然起こることも多いです。
我が家の場合もそうでした。

そのときに即座に動くためには、事前の情報収集が大事になります。
要介護認定の手続き方法、呼び寄せる場合に親が住む場所は子どもの自宅なのか施設なのか、施設にはどんな種類があるのか、子どもが住む自治体にはどんな福祉サービスがあるのか・・・。

そんなことを日常から知っておくことや考えておくことは、急な介護や呼び寄せが起こったときに大きく役に立ちます。

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親の呼び寄せ・我が家の場合


この春に呼び寄せた義父は、義母が亡くなってから約4年間一人暮らし。
一人暮らし高齢者の見守り|遠距離に住む身内にできること」という記事に書いたように、携帯電話を使った毎朝の定期連絡で安否確認をしていました。

その定期連絡が途切れたことが、義父の体調変化を知るきっかけとなりました。

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親を呼び寄せてすぐにしたこと


義父の急な体調不良により我が家にを呼び寄せること決めてから、実際に呼び寄せるまでわずか3日。
まずは義父の寝室を確保することから始めました。

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(別ブログの記事です)


我が家に来てもらってからまずしたことは、医療機関の受診
1ヶ所では済まず、紹介状をもらいながら数日かけて3ヶ所回りました。
その結果を持って最初の医療機関へ。

治療が始まってからも様々な問題点が生じ、そのたびに紹介状を持って総合病院へ。
大まかな治療方針や処方薬は決まったものの、その後も検査結果によって薬が微調整されていきました。


その間に同時進行でしたことがいくつかあります。

  • 義父が住んでいた自治体の高齢者福祉サービス関連の部署に連絡を。
    また一人暮らしを見守っていてくれた地区の民生委員さんにも電話を入れました。
    急に長期留守になっていては、心配や迷惑をかけますから。


  • 義父のかかりつけ医にも連絡を入れました。
    本来ならば受診をして医療情報提供書をもらうべきですが、急なことでできなかったため、とりあえずはそれまで処方されていた薬の説明書をファックスで送ってもらいました。


  • 住んでいた自治体への転出届の提出と、我が家がある自治体への転入届の提出
    遠距離で郵送でのやりとりだったため、転出届提出から転出証明書発行を経て転入届提出まで、往復ともに速達を使っても5日かかりました。


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  • 転入届の提出と同時に、要介護認定の申請を。


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まとめ


介護経験者の話を聞くと、「後悔のない介護はない」という言葉がよく出てきます。

何をしても、どんなふうにしても、親を見送った後には
「もっと何かできたのではないか」
「もっといい方法があったのではないか」
といったことを感じるのでしょう。

それは後悔というよりも、親への愛の表れではないかと私は思います。
親への愛情がなければ、きっとそんなことは感じないでしょうから。

実家の母の遠距離介護、義父の介護を通していつも思うことは、その都度状況を的確につかんで情報を取捨選択し、納得のいく介護をしていきたいということです。
ベストな答えは出ないけれど、ベターな選択をしてお互い少しでも快適に過ごせたらと考えています。

今後実家の父の呼び寄せも我が家にとっては大きな課題です。
複数の親を同時に介護するという問題もはらんでいます。

まずは自分自身が健康で介護できる体調、体力、気力を維持しなけらばならないと常々痛感しています。

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