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手作りマスク。
子どもころに母が作ってくれたことがあります。
が、私には苦い思い出。
そんなことを思い出しながら、母が教えてくれたマスクをハンカチで作ってみました。
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50代を考え暮らす
手作りマスクと母の思い出

小学生のころ、低学年だったと思います。
給食当番用のマスクに、母は市販のガーゼマスクではなく、白いハンカチで作ったマスクを用意してくれました。
母は器用な人でしたから、市販のものをまねして自分で作ったり、家にある材料で手作りしたりということをよくしていました。
節約の意味もあったのでしょう。
でも当時の私は、周囲の友だちと同じものでないとイヤだった年頃。
母に何で普通のマスクではないのかと抗議しました。
母も父も「よそはよそ。うちはうち」をたびたび口にする親でしたから、そのときも同じように言われたと記憶しています。
みんなと同じでなくて恥ずかしい。
マスクを買えないから手作りマスクをしていると思われるのではないか・・・。
そんな気持ちを持ちながらも、親や先生の言うことは絶対で逆らうことなんて選択肢にない子どもでしたから、不承不承そのハンカチマスクを持参したのでしょう。
その後、友だちからどんな反応があったのかは記憶にありませんから、たいしたことではなかったのかもしれません。
今ならどうってことではないと思えますが、子どもにとっては大きな出来事でした。
母が作ってくれたハンカチマスクを真似してみた
準備するのはハンカチ1枚と適当な長さのゴムひも2本。
- ハンカチを広げて、上下3分の1ずつ折りたたみます。
- 裏返して、数センチ折ります。
- 再度裏返し、左右を折りたたみます。
- ゴムひもを結んで輪にし、左右の折り目にはさみます。
- 口に当たる側の重なり部分を、一方の中に入れます。
- できあがり。
手作りマスクは就寝時に使う
マスクは家族が普段から使うので常備してあります。
それでもこれだけ店頭に並ばなくなると、このままでは足りなくなるのでは・・・との不安も。
私は喉の乾燥を防ぐため、特に冬はマスクをして寝ています。
朝起きたときにゴムひもの跡が残っているも、加齢のためその跡がなかなかとれないのもご愛敬(笑)。
就寝時に使うのに市販の使い捨てマスクではもったいないなぁと感じたのが、母の手作りマスクを思い出したきっかけです。
縫わずにたたんでゴムひもを通すだけ。
自宅で使う分にはこれで十分です。
洗濯も普通にハンカチを洗うときと同じように。
洗濯後に再度たためばまた使用可能。
使ってみて数日経ちますが、寝ている最中に外れたり型崩れしたりすることもなく、心地よく利用できています。
まとめ
友だちとは違うマスク。
子ども心には重大事件!
今思えばたいしたことではないと思えることです。
むしろ懐かしい思いがします。
マスクの品薄からハンカチでマスクを作ってみて、母との関わりや当時の気持ちなど多くのことがよみがえってきました。
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