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実家の母はグループホームに入居しています。
認知症と診断されて約8年。
2度の大腿骨骨折を経て移動は車椅子となり、現在要介護5です。
母をはじめ家族についてはプロフィールに記していますので、よろしかったらそちらもご覧ください。

ブログ村テーマ 50代主婦日記
父からの電話で聞く母の様子母の様子
毎月請求書や領収書とともに、母の近況が書かれたお手紙がグループホームから父の元に毎月届きます。
今回のお手紙には、施設内での七夕の様子が書かれていたそうです。
先日父との電話で、そんな話になりました。
面会は制限付きで許可されるようになりましたが、父は以前のように毎日母に会いに行っているわけではありません。
母の七夕の願い事、そして父の思い
「おじいちゃんと一緒に長生きしたい」
母の七夕の願い事だそうです。
現在の母の病状からしたら、自らそう言ったのではないかもしれません。
スタッフがうまく声かけをしながら、母の思いを導き出してくれたと推察しています。
「おばあちゃん、なんてお願いしたと思う?」
電話で私に伝えてくれた父の声は多少恥ずかしさも含みながらも、確かに嬉しそうでした。
まもなく89歳と93歳の夫婦。
十分長生きしてくれています。
でも、母に「もっと」という意欲があることが嬉しいです。
その反面、父の声の裏側から哀愁に似たようなものが聞こえてきたのも事実です。
一緒にいられない寂しさや申し訳なさ。
コロナ禍さえなければ、今も毎日面会に行けたのに・・・という恨めしさ。
この先自分たちはどうなるのだろう・・・という不安感。
そういったものが混ざっていたのではないだろうかと感じています。
まとめ
娘たちから見ても仲のよい夫婦である両親です。
もちろんケンカがまったくなかったわけではありません。
母から父のグチを聞くようになったのは大学生になってから。
娘であっても一人前の大人になった、話を聞いてもらえる時期が来た、と母が感じてくれたからだと思います。
「〇〇たち(妹たちの名前)には内緒よ」と言っていましたから。
2人とも厳しい親でしたから、叱られたことも叩かれたこともたくさんあります。
性格が三人三様の娘たちですから、育て方もそれぞれ異なり大変だった面もあったことでしょうね。
そんな娘たちもみな50代になりました。
父も母も病気を抱えていますし、離ればなれで暮らさなければならない寂しさの中で生きていると感じています。
コロナ禍でなかなか会いに行けませんが、母の願いのように「両親ともにさらに長生きしてもらいたい」という気持ちを私たち娘も持ち続けています。
この春に両親はダイヤモンド婚式を迎えました。
次は65周年目のスターサファイア婚式。
2人そろって迎えられることを願っています(←私はそのとき60代だわ。元気でいなきゃ!)。
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