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新型コロナのオミクロン株感染拡大によって、父や義父の暮らす施設では、年明け早々またもや面会が制限されるという連絡が来ました。
2人にはそれぞれ12月初旬と年末に会いましたが、この先再会できるのはいつになることやら。
この2年近く同じようなことが繰り返されてきましたから、仕方ないことですし慣れてきてはいるものの、父たちの気持ちを思うと、残念でなりません。
それぞれの施設では様々な工夫をして、施設内での生活を楽しめるよう対応してくれています。
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約半年ぶりに父と義父に会う
父に会ったのは昨年12月。
母の納骨の日でした。
面会制限が緩和されていた時期には、妹たちが時々面会に行っていましたので、様子を知らせてくれていました。
それでも久しぶり会う父は、予想どおり老いが進んでいて。
健康とはいえ94歳ですから、当たり前といえば当たり前。
コロナ禍でなければ、そして遠距離に住んでいなければ、もっともっと会いに行ったのに・・・という思いは拭えませんでした。
義父には年末に夫と面会に行きました。
面会制限と緩和とを繰り返し、昨年10月に予約制でいくつかの制限がありながらも面会できるようになっていました。
義父の施設では面会制限中も、LINEを使ってのオンライン面会が可能でしたが、義父はそれを理解することが難しそうだったので、直接会うという方法を選びました。
またまた面会禁止に
父の施設では元日から、義父の施設では1月5日から、面会が原則禁止となりました。
看取り期の場合は例外となっています。
オミクロン株は感染スピードが今までにない速さとのことで、高齢者施設としては致し方ないことでしょう。
自分の親だけでなく、多くの高齢者が暮らす場所ですからね。
また、スタッフが感染すれば多くの濃厚接触者が出て、業務にも支障をきたすでしょう。
会えなくても家族ができること
電話をかけて話し相手になる
父は施設入居の際に、自分の携帯電話を持ち込みました。
今のところ電話をかけたり受けたりは可能ですが、目が悪いため充電がうまくできないこともあり、そんなときにはスタッフにお願いしたり、夜にスタッフが充電器に差し込んでくれたりしているようです。
現在の父にとっては、携帯電話は娘たちと繋がる大事なツールとなっています。
いつかは携帯電話の使い方も忘れてしまうでしょう。
それまでは、できるだけ電話をかけて話し相手になりたいと思っています。
父と通話料を気にせずおしゃべりするために、私のスマホは国内通話無料のオプション(税抜1,800円)を付けています。
毎月10,000円以上の通話料が無料となっていますので、十分役に立っていると思っています。
LINEで施設と連絡を取る
義父を我が家に呼び寄せて在宅介護を始めた時点で、義父は携帯電話をうまく使うことはできなくなっていました。
そのため、施設には携帯を持ち込んでいません。
遠距離の施設にいる父と違い、義父は我が家から車で数分の施設にいますので、コロナ禍前は頻繁に面会にいくことができました。
面会が制限された今できることとしては、施設のLINEで様子を尋ねること。
施設からもよく連絡や近況報告が写真と一緒に送られてきます。
先日米寿の誕生日を迎えた日の朝も、夫と私からのお祝いメッセージをLINEに書き込み、義父に伝えてもらったところ、すぐに施設から返信が。
またその日の午後にはおやつの様子(干支の寅の練り切りが出たようです)、夜にはお祝いの食事の様子が写真と共に送られてきて、会えなくても義父が元気にしているのがわかり安心できました。
おわりに
コロナ禍の初期には面会だけでなく、施設入居中の母(昨春老衰で亡くなりました)が利用していた外部からのリハビリも中止となりました。
今では父が週2回、訪問診療マッサージを利用しています。
面会が難しくなり人と接する機会が減っている中で、マッサージに来てくれる方との会話は、父にとって楽しみでもあり、体と心と頭への適度な良い刺激となっていたため、中止となれば刺激が減って病気の進行にも影響が出てしまうのでは・・・と心配でした。
今回の面会制限でそれもなくなるかも・・・それでも仕方ないかね・・・と姉妹で話していましたが、継続されているようでホッとしているところです。
外部からの訪問は感染の心配がないわけではありませんが、高齢者にとっては適度な刺激は必要ですからね。
感染対策を取りながら、必要なことを継続してくれている施設の方針をありがたく思っています。
1年余り前の面会制限緩和の際に、こんな記事も書いています。
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