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ようやく会えるようになり、先日会いに行ってきました。
私は遠く離れて暮らしているので、電話で話すだけで2か月以上父の顔を見ることができず。
妹たちから元気だということは聞いていましたが、実際に会うことでホッとするものですね。
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介護・見守り生活が長くなると、私も老いてくる
亡くなった母に介護や見守りが必要になったのは、7年以上前になります。
そのころから実家に定期的に通い、要介護認定の手続きをしたり、介護サービス利用の手続きをしたり。
両親の日常的なケアや手伝いも必要でした。
母が施設に入居したあとは、一人暮らしになった父の生活面でのサポートをしながら、母の面会に行くという生活をしていました。
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母が施設に入居した2年後には、義父を我が家に呼び寄せての在宅介護がスタート。
義父がショートステイを利用している間に、両親のために実家に通ったものです。
その後しばらくして義父も施設に入居しましたが、私が実家滞在中に何度か義父が入院するなど、高齢者を数人抱えながらの生活を回していくには、夫や息子たち、妹たちの協力が何より必要でした。
50代前半から始まった両親たちの介護・見守りの生活は、今年末に60代に突入する今も続いています。
さすがに体がつらくなることも多くなってきました。
母が亡くなったときに、70代の叔母に言われたものです。
「あなたたち姉妹はもう若くないんだからね。自分の体も大事にしなさいね」と。
最近その言葉が身に染みるようになってきました。
面会に際してやめたこと
自分の体のことも考えて、父との面会に際してやめたことがあります。
- 毎日面会に行くこと
- 自宅を出発した日に面会に行くこと
- 自宅に帰る日に面会に行くこと
この3つです。
以前はせっかく来たのだから・・・とほぼ毎日面会に行っていました。
「父のため」という気持ちがあるのはもちろんですが、「普段遠距離にいるのだからせめて近くにいるときには、できるだけ会っておきたい」という私の気持ちが強かったからです。
またできるだけ会いたいがために、行きも帰りも施設を経由していました(その間滞在するのは一人暮らしの息子の家です)。
施設の最寄り駅にはコインロッカーが少ないため、運が悪いと荷物を預けることができません。
歩きにくい道をガラガラとキャリーケースを引きずりながらというのは、だんだんと体に負担がかかるようになってきました。
この3つをやめても滞在中に3〜4回は会いに行けますから、それでよしとしようと思います。
自己満足を捨てて割り切る
遠く離れて暮らしていることについては、仕方ないと割り切っていたつもりでしたが、どこかで心の重石のようなものになっていたようです。
だから会えるときには毎日でも会いに行こうとしていました。
自宅を出た日に会いに行くのは、一刻でも早く会いたかったから。
自宅に帰る日に会いに行くのは、もし次に会うことが叶わなかったときに「あのとき会っていたら・・・」と後悔したくなかったから。
よくよく考えてみると、どれもこれも私の自己満足。
いつか最期の日が来ることは避けられないのだし、遠くにいる事実も変えられないこと。
それよりも私が健康でいることの方が大事だと、60歳を目の前にして思い至ったのです。
親よりも先に倒れるわけにはいきませんから。
介護や見守りを長く続けていくためには、自分自身の体も労わっていく必要があります。
おわりに
父とは電話で話すこともできますし、妹たちも様子を知らせてくれます。
施設の方も定期的に、写真付きの「お知らせ」をくださいます。
元気で穏やかに暮らせていることに感謝して、私は私のペースで父のもとを訪れたいと思っています。
内閣府が公表した2022年版「高齢社会白書」によると、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)は男性72.68年、女性75.38年だそうです。
だれもがこのとおりに生きられるわけではありませんが、私の健康寿命はあと15年ほどかもしれません。
そんなことを考えると、「父より先に倒れるわけにはいかない」という気持ちだけでなく、夫や息子たち、息子のお嫁さんのためにも、自分の健康を守っていかなければ、と思うのです。
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