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先月の終わりに、4年前に亡くなった母の誕生日がありました。存命なら94歳だったはず。

亡くなった人の誕生日を祝うことには、違和感を覚える人もいますが、私はいつまでも母の誕生日をお祝いしたいと思っています。母がいたからこそ、私が生まれたのですから。

クリスマスはキリストの誕生を祝う日。仏教でもお釈迦様の誕生日を祝う花祭りがあります。

それと母を並べるのは不遜でしょうが、母の誕生日は私にとって大事な日です。


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今年はモンブランタルトでお祝い


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母が亡くなってからは、この日は母の好物をお供えして、遺影に語りかけながら誕生日をお祝いします。母の大好物はモンブラン。ほかにも好きなものはありましたが、まず浮かぶのがこれです。

今年は近所のケーキ屋さんでモンブランタルトを購入しました。

暑い夏の日ですから、遺影の隣に供えたのはほんの数分。母と会話をしながら私がいただきました。


モンブランと家族の思い出


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昨年の誕生日に買ったモンブラン

私が子どものころ、父がお土産にケーキを買ってくるときは、家族の人数分それぞれ違ったケーキを選んでいました。

父は家族が「あれがいい」「これがいい」とわいわい言いながら選ぶ姿を楽しんでいたようです。その中に必ず入っているのがモンブラン。

「じゃんけんで勝った人から、好きなものを選ぼう」というのが我が家のルールでしたが、じゃんけんをする前に「私はこれ!」とモンブランを選ぶのが母でした。まるで子どものよう(笑)

いつもこんな調子でしたから、「モンブランは母のもの」というのが家族みんなの暗黙の了解となっていました。でも私だってモンブランが好きなのに(笑)

父もケーキを買うときにモンブランを複数入れておけばいいものを、いつもひとつだけ。きっと母のそんな反応を楽しんでいたのでしょうね。お笑いでよくある「お約束パターン」のようなものでした。


おわりに


毎年秋に新しい手帳を手にすると、まず記入するのが家族の誕生日。両親や妹たち、甥っ子と姪っ子の誕生日も記入します。

母が亡くなってからも、命日だけでなく誕生日も継続して書き入れてます。それをやめてしまうと、母の存在が薄れていきそうな気がするからです。

母とはいつでも心で会話をすることができますが、特別な日にはまた違った思いで話をするのが楽しみのひとつになっています。

親はいつまでも親だし、私はいくつになっても母の娘なのだということを実感する日でもあります。

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