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カテゴリ:介護・見守り

介護者と被介護者、そしてその家族のために必要なレスパイトケア


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。

その母は2016年3月、認知症対応のグループホームに入居しました。




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レスパイトケアとは?


「レスパイト(respite)」とは、
【一時的中止、休止、(苦痛・仕事・義務などからの)休息、中休み】(リーダーズ英和辞典)のことです。

そこから生じた「レスパイトケア」は、
【難病の子供の看護や、障害者、高齢者の介護などをする家族に対して休息を与えること】です。

また、被介護者を施設などで一時的に預かるサービスを「レスパイトサービス」と言います。


介護疲れや共倒れを防ぐレスパイトケア


在宅介護、老老介護などの場合は、被介護者はもちろん介護者の健康管理が重要になります。

介護はいつまで続くかわからないものだからこそ、介護者の疲れの蓄積が介護の質にもつながります。
一時的であっても介護から少し距離を置くことで、心身ともに休息ができるとともに、介護を客観視することができるでしょう。

心も体もリフレッシュすることで、介護に再び向き合うことができるのだと思います。


レスパイトケアの例


  • ショートステイ(短期入所介護)
  • 介護施設に短期入所して日常生活のお世話やリハビリ、レクリエーションなどを受けることができます。

  • デイサービス(通所介護)
  • 日帰り受ける短時間の介護サービスです。
    送迎付きで食事、入浴、リハビリ、レクリエーションなどを受けることができます。


義母がその両親(夫の祖父母)を介護していた30年近く前のことです。
義母はときどき介護から離れてスーパー銭湯に行ったり、1泊旅行へ行ったりしていました。
ショートステイを利用していたという記憶があります。

毎日の介護からほんの少しだけ離れることで、義母はまた翌日からの介護生活を続けることができたのだと思います。


レスパイトケアが難しい場合もある


被介護者がサービスの利用をいやがるなどで、介護者のレスパイトケアが難しい場合もあります。

実家の場合もそうでした。
母はデイサービスに通ってはいたものの、サービスを利用することには消極的でした。
ショートステイの利用を勧めてはみましたが、家から離れることは母には無理だろうと父が考えていたため、取り入れることはできませんでした。

結局は父の介護疲れがピークになって、母が認知症対応のグループホームに入居するという経過をたどりました。

父を休ませるために私たち娘3人がしてきたことは、実家を訪問して母の相手をしたり家事をしたりすることだけでした。
四六時中母から目を離せなかった父は、その時間だけは母から目も気持ちも離すことができていたようです。

他の家族の協力がうまく得られる場合は、施設を利用せずとも介護者を休ませることは可能だと思います。
ほんの数時間かもしれませんが必要な時間です。


家族みんなの健康のために


介護者の健康を維持するためにもレスパイトケアは必要なものです。
そのために介護サービスをうまく利用できる場合はよいでしょう。
それがうまくできない場合も多いと思います。

またサービスを利用することで介護者はリフレッシュできても、被介護者がサービスを利用したくない場合は、被介護者の心身に負担がかかってしまうこともあるでしょう。

そのバランスのとり方は、各家庭によって異なってくると思います。
介護者と被介護者の関係。
それまでの介護サービスの利用の実態。
主たる介護者以外の家族の協力・・・などなど、様々な条件が影響してくることでしょう。

どのような形を取るにせよ、少しでもベターな形で家族みんなの健康を維持できる方法を模索したいものです。


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施設介護となった今も母を精神的に支えている父にリフレッシュ時間を


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。

その母は2016年3月、認知症対応のグループホームに入居しました。
母が認知症対応のグループホームに入居して以来、父は毎日母のもとに通っています。
そんな父の様子をこちらに記しています。




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父の訪問を心待ちにする母


病気の進行のせいで時間の観念もなくなってきている今、いつもどおりの時間に訪問しても
「遅かったじゃない!」と父に文句をいうこともあるそうです。

それほど父の顔を見ておしゃべりすることを楽しみにしているのでしょう。


父にはリフレッシュ時間が必要


母に必要とされていることを嬉しく思っている父ですが、短時間とはいえ毎日の施設訪問が心身に負担を与えていないということはないでしょう。
在宅介護ではなくなったものの90歳近い身ですから、疲れがたまっていないとは言えないと思います。

我が家で父を少し休ませたいという思いは以前からありました。
母のグループホーム入居直後はさすがに無理だとは思いましたが。

ただひとつの懸念は、父が母から数日であっても離れられるかということです。
が、心配しているのは周囲のものだけで、意外なほど父があっさりしていることが分かりました。


リフレッシュすることに罪悪感を感じる必要はない


先日、明治の日本画家の別邸を使った料亭を訪ねました。

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お店のたたずまいもお料理も父が気に入りそうなもの。
機会があれば一緒に行きたいとダメもとで声をかけたところ、
「お母さんには『明日は行けないよ』と言っておけば大丈夫だから、行ってみたい」という返事。
ちょっと意外でした。

母はもう遠出はできません。
そんな母を置いては行けないだろうと思っていました。
自分一人だけ楽しむことに罪悪感を感じるのではないかと。

ところが、意外とさっぱりとしている父。
それでいいんだと思います。
そのぐらいの感覚でなければ、身がもたないでしょう。

在宅介護ではなくなったものの、母を精神的に支えているのは父です。
高齢の父にとっては、毎日母のもとに通うことが「介護」そのものだと思っています。
両親ともに高齢ですが、介護生活はまだまだ続きます。
介護者である父の健康を保つためにも、日常から離れてリフレッシュする時間は必要です。
そこに罪悪感を感じる必要はないと思っています。


フォローの仕方は両親別々でも構わないと思う


在宅介護のときには、両親に対して同じように支えてあげたいと思っていました。
両親が別々に暮らす現在、フォローの仕方は同じではないはずです。
必要としているものがそれぞれですから。

父だけを我が家へ呼ぶことを、私自身が母に対して申し訳ないと思わないようにしなければ、と思います。
母へは別の形でサポートできたらよいのですから。


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離れて暮らす夫婦の介護の形|「うなぎパイ」に込められた父の母への思い


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。

その母は2016年3月、認知症対応のグループホームに入居しました。
入居後の両親の様子を記します。


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グループホームでの母の様子


母がグループホームに入居してから2カ月。
父は毎日母のもとに通っています。

施設に慣れるまでは帰宅願望が出てくることもあるので、家族の面会が難しいケースもあると聞いていました。
幸いなことに、母は大きな帰宅願望が出てスタッフや家族を困らせるということはありませんでした。
それでも時々、
「体の調子もよくなったし、そろそろ家に帰れると思うの」などど言うことはありますが。

母の場合は、むしろ父や私たち家族の顔を見ることができる方が安定しているとスタッフに言われます。
そんなことも後押ししてか、父は母のもとへの日参しています。


「うなぎパイ」持参での面会


母のもとへ行くときに、父は何かしら母にお土産を持って行きます。
おせんべいであったり、ようかんであったり、ひと口サイズに切って塩水に浸けたりんごであったり。
母が家にいたときと同じように、二人でお茶を飲みながら食べているのでしょう。

先日私が一緒に行った日のお土産は、静岡・浜松のお菓子「うなぎパイ」でした。
「そこのスーパーで売っていたんだよ」と。



「うなぎパイ」に込められた夫婦の思い出


誰のお土産だったかは覚えていませんが、子どもの頃から「うなぎパイ」は家族でよく食べたものです。
全国のお土産ランキングでも上位にありますからね。

「浜名湖の方へ行くと、いつもおばあちゃん(母のこと)はこれを欲しがってね」と父。
旅行好きの両親でしたから、二人であちこち出かけていました。
きっと静岡の旅行では「うなぎパイ」をはさんで、夫婦の語らいがあったのだと思います。

母はもうそんなことは覚えてはいないでしょう。
それでも美味しそうに食べていました。


忘れたっていいじゃない


認知症のために母の記憶は少しずつ失われています。
でも何もわからなくなるわけではありません。

父との旅行の思い出のひとつひとつを思い出せなくても、母は父が話すことにニコニコしながらうなずいています。
覚えていなくたっていいじゃない。
忘れたっていいじゃない。
父と母が穏やかに会話しているのを見ると、そんなふうに思います。

二人の一緒に生きてきた足跡はしっかりと残っていますから。
私や妹たちが今ここにいるということが、まさにその足跡なのだと思います。
平らな道ばかりではなかったことは、私も知っています。
それでも二人を見ていると、いい歩みをしてきたのだろうなと思えます。

あぁ、いい夫婦だな。
そんな思いを抱きました。

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色が認知症に与える効果|母の好きな色の服を着て母に会いに行く


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。
その母は2016年3月、認知症対応のグループホームに入居しました。

ゴールデンウイークに、認知症対応グループホームに入居している母の元を家族で訪れました。
母の入居前後に会って以来、約1カ月ぶりの再会です。


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母に会うときはいつも母の好きな色の服を着ていく


母は元々おしゃれな人です。
娘たちの着ているものに敏感に反応し、
「あら、その服いいわね」
「いい色ね」
「素敵なネックレスね」などと言ってくれました。

そんな母ですから、気に入った色の服を着ていけば必ず反応してくれるはず。
そんな思いで服選びをして、母が気づいてくれると嬉しいものです。

認知症が進行していますが、そんなささやかなことからも会話が弾むのが嬉しいものです。
母の好きな色は淡いきれいな色。
薄紫、モスグリーン、淡いピンク・・・。
今回はピンクグレーのトップスを着ていきました。

「あら、それきれいな色ね」
小さくガッツポーズ(笑)

ピンクグレーのトップス.jpg ピンクグレーのトップスとアイボリーのニット.jpg


色が心身に与える効果、作用


暖色系の色には体感温度を高める効果が、寒色系の色には緊張や興奮を鎮静させる効果があるとよく言われます。
淡いピンク色は、筋肉の緊張を和らげる効果があるそうです。
赤やオレンジ、黄色には気持ちを明るくする効果が。

色の効果を考えて服選びをしたわけではなく、単に母の好む色を選んだだけですが、それが結果的に穏やかな気持ちになる効果があったとすれば幸いなことです。
穏やかに過ごしてくれることが何よりですから。


介護の世界でも色を効果的に活用


介護や医療の現場では、色を効果的に取り入れています。
例えば、スタッフのユニフォームの色やカーテンの色など。

ダスキンは昨年10月、色彩を使った「色彩組色ドリル」を認知症ケアに導入したそうです。
感情や思い出を色を使って表現するツールです。
 → ・認知症ねっと

こういったツールは色が与える影響といった効果だけでなく、コミュニケーションのきっかけになるという効果もあると思います。

在宅介護でも、ちょっとした色の工夫で介護者や被介護者によい効果が出ることがあるかもしれません。



こんな本もあります。


まとめ


認知症が進行することは防げません。
また、グループホームに入居しているため家族ができることは限られています。
それでも、今ある母の力をできるだけ引き出せるようあれこれと試していきたいと思っています。

子どもの頃、花の名前を教えてくれたり一緒にスケッチをしてくれた母。
今はグループホームの庭に咲くきれいな花々に、心を癒されているようです。

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グループホームっていくらかかるの?|グループホームでの生活にかかる費用


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。
その母は先日、認知症対応のグループホームに入居しました。


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認知症高齢者グループホーム(認知症対応型共同介護)とは?


認知症の高齢者が、5〜9人のユニット単位で共同生活を送る施設です。
地域密着型サービスのため、施設のある市区町村に住民票があることが入居の条件の一つとなっています。

ユニットごとに居室(個室)、トイレ、浴室、リビングなどが設けられ、スタッフのケアや介助を受けながら、できるだけ家庭に近い環境で生活することを目的としています。

認知症であっても、入居者それぞれの能力に応じて調理や掃除などの役割を持ちながら生活を送ることができます。
ただし、実際にはその程度は施設によって異なるようです。

日常生活全般の動作をリハビリととらえ(生活リハビリ)、調理などの役割を入居者に積極的に促す施設もあれば、無理に参加を勧めることなく、入居者の好きなように生活してもらうという施設もあります。


グループホームの個室に備わっているもの


施設によって多少異なりますが、個室にはエアコンや収納設備、ベッドなどが備わっています。

母が入居したグループホームの個室に備わっていたのは、エアコン、ベッド、防炎カーテン・レースカーテン、幅120センチ・高さ200センチほどのクローゼットです。

見学した施設の中には、ベッドやカーテン持参を求められる施設もありました。
備わっているものによって、各家庭で用意するための費用が違ってきます。


グループホームでの生活にかかる費用


実際にかかった費用を表示します。

  • 入居一時金 0円
  • 施設によって、一時金が必要なところもあれば0円のところもあります。

  • 敷金 174,000円
  • 家賃2か月分を預け、退去の際に部屋のクリーニング費用に充て、残りは返却されるということでした。

    保証金という名目で預かり、同じように退去時のクリーニング費用に充てたり、家賃滞納した際の保証に充てる施設もあります。

    一時金、敷金、保証金とどのような名目にしても、どのように使われどのように返却されるのか、あるいは返却されないのかを初めにきちんと確認しておく必要があります。

  • 月額利用料 170,000円
  • 内訳は
    家賃:87,000円
    食費:43,000円
    水道光熱費:20,000円
    管理費:20,000円

  • 介護保険料自己負担金 26,357円
  • 要介護3で1割負担、30日計算です。

  • 医療連携体制加算 1,277円
  • 30日計算です。
    医療機関と24時間連絡体制があり、日常的に健康管理体制が整っている場合に加算されます。

  • 認知症専門ケア加算T 99円
  • 30日計算です。
    認知症介護に一定の経験を有し認知症ケアに関する専門研修を修了したスタッフがいて、スタッフ間で定期的に技術指導会議を行っている場合に加算されます。

  • 初期加算 981円
  • 30日計算です。
    入居から30日間、加算されます。
    入居当初は通常よりも手厚いケアが必要なためです。



まとめ


これらの費用を合計すると、初期加算分を除いても月に20万円ほどかかることになります。
施設がある場所により家賃分が異なってきますので、月々にかかる費用に差が出てきます。

ちなみに、義母は地方のグループホームに入居していましたが、月々15万円ほどだったと聞いています。
母のいる施設は東京23区内にあるため、家賃分が高くなっているのだと思われます。

このほかに、医療費や薬代、理美容費、オムツ代などが別途かかります。
立地条件や要介護度によっても異なりますが、理美容費やおむつ代など個人負担する費用を含めると、グループホームで生活するのにかかる費用は、月に15〜20数万円ということになります。


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在宅介護が困難になったらどうする?|認知症高齢者の入居可能な施設


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。
その母は先日、認知症対応のグループホームに入居しました。

グループホームに入居するまで、家族には様々な葛藤がありました。
もう少し家で介護できるかも・・・
もう家では無理・・・
お父さんが倒れたらどうする?
施設はすぐには見つからないらしいし・・・

そんな思いを家族やケアマネさんと相談しながら、母だけでなく父も含めて適した施設を紹介されました。

今日は認知症高齢者の入居可能な施設について記します。


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目次


 ・在宅介護から施設介護へ移行する理由
 ・在宅介護が困難になってきたら、どこに相談する?
 ・認知症でも入れる施設の種類
 ・施設探しは在宅介護が困難になる前に
 

在宅介護から施設介護へ移行する理由


認知症であっても自宅でできるだけ長く過ごすことができたらどんなにいいか・・・。
母を見ていていつも思っていました。

でも現実的には、認知症高齢者が最期まで在宅で介護を受けることは困難なことです。
その理由は各家庭によっても異なるでしょう。

  • 一人暮らしであるため。

  • 介護者の高齢化のため。

  • 介護者の病気のため。

  • 同居家族に仕事があるため。

  • デイサービスなどの利用だけでは、介護が困難になったため。

  • 見守り時間の必要が増え、日常生活に支障が出るようになったため。

  • 医療行為が必要になったため。

  • 認知症の悪化により、介護が困難になったため。


などなど在宅介護が難しくなる理由は様々で、また単独ではなくいくつかの理由が重なり合うこともあるでしょう。

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在宅介護が困難になってきたら、どこに相談する?


もし要介護認定を受けていないなら、まずは申請をすることが必要です。



  • ケアマネージャーに相談
  • まずは契約しているケアマネさんに相談するのが一番です。
    地域の施設に関する情報を持っていますので、空きのある施設など探してくれます。

    あるいは施設に空きのない場合、デイサービスの利用を増やしたりショートステイを入れたりと、介護者と被介護者にとって良い方法を探ってくれます。

  • かかりつけ医に相談
  • 医療行為が必要な場合は、主治医に相談することが必要になってきます。
    入院が必要なのか、どのような病院が適しているのかなどの判断を仰ぐことができるでしょう。

  • 公的機関に相談

    • 市区町村の介護保険や高齢者福祉担当窓口

    • 地域包括支援センター

    • 都道府県の高齢者福祉担当窓口

    • 都道府県の高齢者総合相談センター

    • などの公的機関にも相談窓口はあります。


  • 民間機関に相談
  • 民間の相談センターや、インターネット上の相談サイト、施設検索サイトなどを利用する方法もあります。
    サイトを利用すると、効率よく全国の施設を探すことができます。


どのような相談方法を選ぶにしても、得られる情報は限られています。
最終的には実際に複数の施設を見学して、比較して選ぶのが大事なことです。

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認知症でも入れる施設の種類


認知症の場合に入居できない施設もありますが、入居が可能な主な施設には下記のようなものがあります。

  • 特別養護老人ホーム
  • 日常生活で常に介護が必要で、在宅での適切な介護が困難な方のための施設

  • 介護老人保健施設
  • 病状が安定期にある方で、家庭へ戻れるよう介護やリハビリを行う施設

  • グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
  • 認知症の高齢者が共同生活しながら、日常生活の支援や機能訓練受けることができる施設

  • 介護付き有料老人ホーム
  • 食事や健康管理、入浴や排せつなど日常生活における様々なサービスを受けることのできる施設(認知症不可の施設もあります)


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施設探しは在宅介護が困難になる前に


施設を探し始めてから入居できるまで、様々な事務手続きなどがありますから、早くても1カ月程度はかかります。

また特別養護老人ホームのように、1施設で100人単位で待機している施設もあります。
役所に特別養護老人ホームの話を聞きに行き、利用できる施設一覧にある待機人数を見たときに、よく話には聞いていたものの驚きました。

最期まで在宅で看ることができれば何よりですが、現実にはなかなか難しいものがあります。
介護が始まったら先々の可能性ことも含めて考え、施設を探したり見学したりということを始めることをお勧めします。

介護が困難になればなるほど、時間的にも体力的にも余裕もなくなり、施設探しに手間ひまをかけることが難しくなりますので。

できることならば、介護者も被介護者も、そして家族も納得のできる施設を選ぶことができることが望ましいです。


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他人に介護してもらうことに慣れる|認知症対応型グループホームでの生活


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。
その母は先日、認知症対応型グループホームに入居しました。


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慣れないグループホームの夜


母がグループホームに入居して2週間余り経ちました。
眠れていないそうです。

自宅にいるときも、夜中に目を覚ましては父に声をかけていた母。
父は何度も起こされ、熟睡することが難しい状態でした。

グループホームでは個室ですから、落ち着かないのもあるのでしょう。
歩行がおぼつかないのに部屋から一人で出てくる母を見て、スタッフもハラハラしていたそうです。
慣れない環境と不安からか夜の睡眠時間が極端に少なく、昼間うとうとしたりボーッとしたりすることが多いということです。


グループホームのスタッフによる睡眠時間確保の工夫


睡眠時間が極端に短いことで、足元のふらつきが以前よりひどくなっていました。
ベッドで横になる時間が少ないため、足の浮腫みもひどくなっていました。

浮腫みのために毛細血管や細胞が圧迫されて内出血を起こし、あざのようになっているとの報告を妹からも受けていました。

以前に心筋梗塞で入院したこともあり、浮腫みに関しては特に心配していました。
グループホームと提携する医療機関の訪問診療できちんと診ていただいたところ、大きな原因はやはり睡眠不足だそうです。

グループホーム入居当初に眠れなかったり、浮腫みが出たりということはままあることだという話。
どうにか母が睡眠時間を確保できるようにと、スタッフの皆さんであれこれ考えて対処してくださいました。

母は現在、自室ではなく夜勤のスタッフのそばで眠っているとのこと。
夜は昼間よりもスタッフの人数が少なくなるので、母のような利用者がいると仕事が大変になることと思います。

そうやってでも睡眠時間を確保できるようにしてくださっていることに、私たち家族は感謝するのみです。
そばに人がいることで安心できるのか、最近では熟睡できる時間が長くなってきているそうです。


人様から介護を受けることに慣れるということ


自宅で母を看ることができたらどんなにいいか。
入居してからも何度もそんな思いにかられました。

自宅で看れないからグループホームに入居した。
自宅で看れないから人様に介護をお願いしている。

何度も自分自身に言いきかせています。
私だけでなく、父や妹たちも同じ思いでしょう。

母に要介護認定が下りたとき、地域包括支援センターのスタッフに言われた言葉をよく覚えています。
今はまだデイサービスなどが必要ないと思っても、他人からお世話されることに慣れることが必要です。いずれはそうなるのですから、今から少しずつサービスを利用することで慣れていったほうがいいですよ」という言葉を。

被介護者である母にとってはそれが必要なことだと当時は思っていました。
グループホームに入居してからは家族にとっても「慣れる」ということが必要なのだと痛感しています。

正直なところ、私自身なかなか慣れないでいます。
昨夜は眠れたかしら。
ご飯は美味しく食べてるかしら。
何を思って暮らしているのかしら。

ともすれば、母がどうしているのかを一日中考えていることもあります。
母が新しい生活に慣れるのに時間がかかっているように、私も同じなのかもしれません。

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認知症家族の介護・在宅介護の限界|在宅介護から施設介護へのタイミング


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実家での老老介護。
80代半ばの認知症の母を90歳近い父が一人で介護しています。

娘たち3人はそれぞれ可能なサポートをしながら支えてきたけれど、4カ月ほど前から在宅介護の限界を感じ始めていました。



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もう無理」と「まだできる」のはざまで揺れる家族の思い


在宅介護し始め当初と比べて変わったのは、母の要介護度。
2から3になりました。
そして歩行も困難に。

それでも父以外の誰かが常時サポートできれば、まだまだ在宅介護が可能な状態です。
レビー小体型認知症の特性のためか、調子のよいときもたくさんあります。

母の調子のよいときは、父はもう少し自宅で頑張れるかも・・・と思うようです。
でも夜中に何度も起こされる日が続くと、高齢の身にはつらく感じるのは当たり前のこと。

父は寝不足で疲れとイライラが募ると、病気だと分かっていても母に優しく接することができなくなり、母も自分を受け止めてくれる娘たちに父に対する愚痴をこぼすことが多くなりました。

母が何をしようとどんなに辻褄の合わない話をしようと、私たち娘が母のことを受け止められるのは、きっと毎日24時間一緒にいるわけではないからでしょう。

実家に数日泊まり込みながら母の世話をしていても、自宅に帰る日の朝にはホッとする自分がいます。
そして次の瞬間には、ホッとした自分に罪悪感を感じます。
父はこの環境から逃れることができないのに・・・と。

もう無理・・・まだ頑張れる・・・。
父はこんな思いを何度となく繰り返してきました。
そのたびに、家族で今後の暮らし方について話し合いもしてきました。


在宅介護から施設介護へのタイミングとは


1カ月ほど前に、父がとうとう大きなSOSを出しました。
母とぶつかった翌日の電話で、
自分の命を削って介護をしている。命と引き換えにしているように感じる」と。

以前からグループホームへの入居の話は出ていました。
父のこの言葉にもう話を進めるべき時期が来たと判断し、父の気持ちも確認したところ進めてほしいと。

在宅介護から施設介護へのタイミングは主たる介護者である父が決めるべきだと、ずっと家族で話してきました。
辛い時間があっても一緒にいたいと願っている両親を、娘たちの思いだけで引き離すことはできませんから。

父が決断したときがそのタイミング。
はたから見てまだ在宅介護が可能だと思えても、父が無理だと感じたときが「そのとき」だと考えてきました。


施設介護へ向けての準備を始める


その日から、施設介護へ向けて動き始めました。

  • ケアマネージャーに状況を報告

  • 認知症対応のグループホームを探してもらう

  • 入居可能なグループホームが見つかるまで、父の負担をどう軽減するかを検討


といっても、すぐに入居できる施設が見つかるわけではありません。


父の懸念と娘たちの心配


父の懸念は2点あります。

  • 母が施設入居に納得しないであろうということ

  • 母はいつでも父を探すので離れるのは無理ではないかということ

だからといって今のままでは父が先に倒れてしまうかもしれない、というのが私たち娘3人の心配事です。

そこでケアマネージャーも交えて、それぞれの思いや考えを出して話し合いました。


  • 今なら入居可能な施設の中から、母に合うであろう施設を選ぶことができる。

  • 父が倒れてしまってからでは、選ぶこともできずに遠くの施設になってしまうかもしれない。

  • 即座に入居可能な施設が見つからずに、いくつかの施設でショートステイで繋ぎながら空きを待つしかなくなるかもしれない。

  • 環境の変化は病状に与える影響が大きいので、いくつかの施設で繋ぎながらということは一番避けたい。

  • 要介護者である母のことも大事だけれど、介護者である父の健康も大事。



在宅介護から施設介護へと準備を進め始めてから約1か月後、母は認知症高齢者グループホーム(認知症対応型共同生活介護)に入居しました。

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ゆきの
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