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カテゴリ:介護・見守り

離れて暮らす夫婦の介護の形|「うなぎパイ」に込められた父の母への思い


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。

その母は2016年3月、認知症対応のグループホームに入居しました。
入居後の両親の様子を記します。


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グループホームでの母の様子


母がグループホームに入居してから2カ月。
父は毎日母のもとに通っています。

施設に慣れるまでは帰宅願望が出てくることもあるので、家族の面会が難しいケースもあると聞いていました。
幸いなことに、母は大きな帰宅願望が出てスタッフや家族を困らせるということはありませんでした。
それでも時々、
「体の調子もよくなったし、そろそろ家に帰れると思うの」などど言うことはありますが。

母の場合は、むしろ父や私たち家族の顔を見ることができる方が安定しているとスタッフに言われます。
そんなことも後押ししてか、父は母のもとへの日参しています。


「うなぎパイ」持参での面会


母のもとへ行くときに、父は何かしら母にお土産を持って行きます。
おせんべいであったり、ようかんであったり、ひと口サイズに切って塩水に浸けたりんごであったり。
母が家にいたときと同じように、二人でお茶を飲みながら食べているのでしょう。

先日私が一緒に行った日のお土産は、静岡・浜松のお菓子「うなぎパイ」でした。
「そこのスーパーで売っていたんだよ」と。



「うなぎパイ」に込められた夫婦の思い出


誰のお土産だったかは覚えていませんが、子どもの頃から「うなぎパイ」は家族でよく食べたものです。
全国のお土産ランキングでも上位にありますからね。

「浜名湖の方へ行くと、いつもおばあちゃん(母のこと)はこれを欲しがってね」と父。
旅行好きの両親でしたから、二人であちこち出かけていました。
きっと静岡の旅行では「うなぎパイ」をはさんで、夫婦の語らいがあったのだと思います。

母はもうそんなことは覚えてはいないでしょう。
それでも美味しそうに食べていました。


忘れたっていいじゃない


認知症のために母の記憶は少しずつ失われています。
でも何もわからなくなるわけではありません。

父との旅行の思い出のひとつひとつを思い出せなくても、母は父が話すことにニコニコしながらうなずいています。
覚えていなくたっていいじゃない。
忘れたっていいじゃない。
父と母が穏やかに会話しているのを見ると、そんなふうに思います。

二人の一緒に生きてきた足跡はしっかりと残っていますから。
私や妹たちが今ここにいるということが、まさにその足跡なのだと思います。
平らな道ばかりではなかったことは、私も知っています。
それでも二人を見ていると、いい歩みをしてきたのだろうなと思えます。

あぁ、いい夫婦だな。
そんな思いを抱きました。

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高齢者の薬の管理|薬の一包化と薬の形状の変更をして介護者の負担を軽減


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。
その母は2016年3月、認知症対応のグループホームに入居しました。

父が在宅で介護をしていたころ、薬の管理も父がおこなっていました。
両親ともにいくつかの持病があり、それぞれ8種類ほどの薬を服用しています。

日常の介護だけでも高齢の父には負担が大きいのに、細かな薬を食事のたびに自分の分と母の分とを用意する様子を見ていて、どうにか負担を減らす方法はないだろうかと思っていました。

そんなときに知ったのが「薬の一包化」です。


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薬の一包化とは?


薬の一包化とは、1回に服用する数種類の薬をまとめて1袋ずつパックしてもらうことです。

父が薬の管理をしていましたが、高齢者によくあるように3食後それぞれに数種類の薬を服用していました。
食後の薬が毎食後同じものならばまだしも、朝昼夜によって薬が異なります。
就寝前の薬もあります。

30日分処方された大きな袋からその都度必要な薬を取り出しては、母に渡して飲ませます。
高齢者にとっては、服薬管理はそれだけで大変な作業です。
父は自分の分もあるので、薬の管理だけで大きなひと仕事になっていました。


薬を一包化してもらうためにはどうしたらよいか?


まずは医師に処方箋で指示してもらうことが必要です。
かかりつけの医師に薬を一包化してもらいたいことを話し、処方箋で指示してもらわなくてはなりません。

初めて一包化をしてもらった際には、うっかり医師に依頼するのを忘れてしまいました。
薬局でその旨を話すと、薬剤師が電話で医師に連絡を取ってくれて、その場で許可してもらってすぐに一包化してもらうことができました。

さらに、
「もし次回の処方箋に医師が一包化の指示記入を忘れていても、こちらで確認するようにして一包化できるようにします」と言ってもらったので、ホッとしたのを覚えています。


薬の一包化の注意点


  • すべての薬が一包化できるわけではない
  • 湿気や光に弱い薬など、一包化に適していないものもあります。
    その点は薬剤師に相談してみるとよいと思います。

  • 費用がかかる
  • 数種類の薬を数日分または数十日分、分けて服用するタイミングごとにパックするのですから、手間がかかる分、費用も多少かかります。

  • 薬が出来上がるまでの待ち時間がかかる
  • 数種類の薬をいったんばらして1袋ずつパックにするので、出来上がるまでの時間がかかります。

    患者さんが処方箋をFAXで送信できる機械を置いている病院もありますし、タブレットやスマートフォンから処方箋を受け付ける調剤薬局もあります。
    そういったシステムを利用して、薬が出来上がるまでの待ち時間を有効利用すると苦にはならないと思います。

    あるいは調剤薬局へもう一度足を運ぶのが面倒でなければ、受付だけしておいて薬は翌日に受け取りに行くという方法もあります。



薬の一包化をしてもらってよかった点


  • 薬の管理がラクになった
  • 家族を自宅で介護している場合、介護者はやるべきことが多いので少しでも負担が減るとそれだけでもラクになります。

    特に老老介護の場合、介護者も自身の服薬がある場合が多いですから。

  • 主たる介護者でなくても一目でわかる
  • 主に介護をする人がいても、時には別の家族が関わる場合もあります。
    また、ヘルパーさんに「服薬確認」をしてもらうこともあるかもしれません。
    デイサービスに薬を持参する必要がある場合もあります。

    そんな場合でも薬が一包化されていればわかりやすく、飲み間違えを防ぐことができるでしょう。



薬の形状を変更してもらって服薬しやすく


認知症の進行に伴って、母は粉末の薬を飲みづらそうにしていることがありました。
受診の際に医師に相談すると、同じ薬で錠剤やカプセルもあるということで変更してもらいました。

ただし量が微妙に違うので、最初のうちは様子を見ながら調整ということでしたが。
また、水薬に変えてもらったものもあります。

認知症に限らず、病状や加齢に伴って薬が飲みにくくなることもあります。
そんなときには、医師や薬剤師に相談するといい方法が見つかるかもしれません。


まとめ


母の薬を一包化してもらってから、父の負担は少しですが減りました。

父の薬も一包化してもらったらもっとラクになるかと思って提案しましたが、即座に拒否されました。
「まだ自分は大丈夫」と。

父の意思ですので尊重しますし、自分でできるという自信も高齢者の自立には大事なことです。
それでもどこまでできるのか時々訪問しながら様子を見て、適切な時期にまた提案する必要はあると考えています。

離れて暮らす高齢の親の暮らしを見守るために、生活が安定する情報や介護がラクになる方法を提供するのも子どもの役目だと思っています。

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色が認知症に与える効果|母の好きな色の服を着て母に会いに行く


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。
その母は2016年3月、認知症対応のグループホームに入居しました。

ゴールデンウイークに、認知症対応グループホームに入居している母の元を家族で訪れました。
母の入居前後に会って以来、約1カ月ぶりの再会です。


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母に会うときはいつも母の好きな色の服を着ていく


母は元々おしゃれな人です。
娘たちの着ているものに敏感に反応し、
「あら、その服いいわね」
「いい色ね」
「素敵なネックレスね」などと言ってくれました。

そんな母ですから、気に入った色の服を着ていけば必ず反応してくれるはず。
そんな思いで服選びをして、母が気づいてくれると嬉しいものです。

認知症が進行していますが、そんなささやかなことからも会話が弾むのが嬉しいものです。
母の好きな色は淡いきれいな色。
薄紫、モスグリーン、淡いピンク・・・。
今回はピンクグレーのトップスを着ていきました。

「あら、それきれいな色ね」
小さくガッツポーズ(笑)

ピンクグレーのトップス.jpg ピンクグレーのトップスとアイボリーのニット.jpg


色が心身に与える効果、作用


暖色系の色には体感温度を高める効果が、寒色系の色には緊張や興奮を鎮静させる効果があるとよく言われます。
淡いピンク色は、筋肉の緊張を和らげる効果があるそうです。
赤やオレンジ、黄色には気持ちを明るくする効果が。

色の効果を考えて服選びをしたわけではなく、単に母の好む色を選んだだけですが、それが結果的に穏やかな気持ちになる効果があったとすれば幸いなことです。
穏やかに過ごしてくれることが何よりですから。


介護の世界でも色を効果的に活用


介護や医療の現場では、色を効果的に取り入れています。
例えば、スタッフのユニフォームの色やカーテンの色など。

ダスキンは昨年10月、色彩を使った「色彩組色ドリル」を認知症ケアに導入したそうです。
感情や思い出を色を使って表現するツールです。
 → ・認知症ねっと

こういったツールは色が与える影響といった効果だけでなく、コミュニケーションのきっかけになるという効果もあると思います。

在宅介護でも、ちょっとした色の工夫で介護者や被介護者によい効果が出ることがあるかもしれません。



こんな本もあります。


まとめ


認知症が進行することは防げません。
また、グループホームに入居しているため家族ができることは限られています。
それでも、今ある母の力をできるだけ引き出せるようあれこれと試していきたいと思っています。

子どもの頃、花の名前を教えてくれたり一緒にスケッチをしてくれた母。
今はグループホームの庭に咲くきれいな花々に、心を癒されているようです。

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グループホームっていくらかかるの?|グループホームでの生活にかかる費用


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。
その母は先日、認知症対応のグループホームに入居しました。


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認知症高齢者グループホーム(認知症対応型共同介護)とは?


認知症の高齢者が、5〜9人のユニット単位で共同生活を送る施設です。
地域密着型サービスのため、施設のある市区町村に住民票があることが入居の条件の一つとなっています。

ユニットごとに居室(個室)、トイレ、浴室、リビングなどが設けられ、スタッフのケアや介助を受けながら、できるだけ家庭に近い環境で生活することを目的としています。

認知症であっても、入居者それぞれの能力に応じて調理や掃除などの役割を持ちながら生活を送ることができます。
ただし、実際にはその程度は施設によって異なるようです。

日常生活全般の動作をリハビリととらえ(生活リハビリ)、調理などの役割を入居者に積極的に促す施設もあれば、無理に参加を勧めることなく、入居者の好きなように生活してもらうという施設もあります。


グループホームの個室に備わっているもの


施設によって多少異なりますが、個室にはエアコンや収納設備、ベッドなどが備わっています。

母が入居したグループホームの個室に備わっていたのは、エアコン、ベッド、防炎カーテン・レースカーテン、幅120センチ・高さ200センチほどのクローゼットです。

見学した施設の中には、ベッドやカーテン持参を求められる施設もありました。
備わっているものによって、各家庭で用意するための費用が違ってきます。


グループホームでの生活にかかる費用


実際にかかった費用を表示します。

  • 入居一時金 0円
  • 施設によって、一時金が必要なところもあれば0円のところもあります。

  • 敷金 174,000円
  • 家賃2か月分を預け、退去の際に部屋のクリーニング費用に充て、残りは返却されるということでした。

    保証金という名目で預かり、同じように退去時のクリーニング費用に充てたり、家賃滞納した際の保証に充てる施設もあります。

    一時金、敷金、保証金とどのような名目にしても、どのように使われどのように返却されるのか、あるいは返却されないのかを初めにきちんと確認しておく必要があります。

  • 月額利用料 170,000円
  • 内訳は
    家賃:87,000円
    食費:43,000円
    水道光熱費:20,000円
    管理費:20,000円

  • 介護保険料自己負担金 26,357円
  • 要介護3で1割負担、30日計算です。

  • 医療連携体制加算 1,277円
  • 30日計算です。
    医療機関と24時間連絡体制があり、日常的に健康管理体制が整っている場合に加算されます。

  • 認知症専門ケア加算T 99円
  • 30日計算です。
    認知症介護に一定の経験を有し認知症ケアに関する専門研修を修了したスタッフがいて、スタッフ間で定期的に技術指導会議を行っている場合に加算されます。

  • 初期加算 981円
  • 30日計算です。
    入居から30日間、加算されます。
    入居当初は通常よりも手厚いケアが必要なためです。



まとめ


これらの費用を合計すると、初期加算分を除いても月に20万円ほどかかることになります。
施設がある場所により家賃分が異なってきますので、月々にかかる費用に差が出てきます。

ちなみに、義母は地方のグループホームに入居していましたが、月々15万円ほどだったと聞いています。
母のいる施設は東京23区内にあるため、家賃分が高くなっているのだと思われます。

このほかに、医療費や薬代、理美容費、オムツ代などが別途かかります。
立地条件や要介護度によっても異なりますが、理美容費やおむつ代など個人負担する費用を含めると、グループホームで生活するのにかかる費用は、月に15〜20数万円ということになります。


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在宅介護が困難になったらどうする?|認知症高齢者の入居可能な施設


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。
その母は先日、認知症対応のグループホームに入居しました。

グループホームに入居するまで、家族には様々な葛藤がありました。
もう少し家で介護できるかも・・・
もう家では無理・・・
お父さんが倒れたらどうする?
施設はすぐには見つからないらしいし・・・

そんな思いを家族やケアマネさんと相談しながら、母だけでなく父も含めて適した施設を紹介されました。

今日は認知症高齢者の入居可能な施設について記します。


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目次


 ・在宅介護から施設介護へ移行する理由
 ・在宅介護が困難になってきたら、どこに相談する?
 ・認知症でも入れる施設の種類
 ・施設探しは在宅介護が困難になる前に
 

在宅介護から施設介護へ移行する理由


認知症であっても自宅でできるだけ長く過ごすことができたらどんなにいいか・・・。
母を見ていていつも思っていました。

でも現実的には、認知症高齢者が最期まで在宅で介護を受けることは困難なことです。
その理由は各家庭によっても異なるでしょう。

  • 一人暮らしであるため。

  • 介護者の高齢化のため。

  • 介護者の病気のため。

  • 同居家族に仕事があるため。

  • デイサービスなどの利用だけでは、介護が困難になったため。

  • 見守り時間の必要が増え、日常生活に支障が出るようになったため。

  • 医療行為が必要になったため。

  • 認知症の悪化により、介護が困難になったため。


などなど在宅介護が難しくなる理由は様々で、また単独ではなくいくつかの理由が重なり合うこともあるでしょう。

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在宅介護が困難になってきたら、どこに相談する?


もし要介護認定を受けていないなら、まずは申請をすることが必要です。



  • ケアマネージャーに相談
  • まずは契約しているケアマネさんに相談するのが一番です。
    地域の施設に関する情報を持っていますので、空きのある施設など探してくれます。

    あるいは施設に空きのない場合、デイサービスの利用を増やしたりショートステイを入れたりと、介護者と被介護者にとって良い方法を探ってくれます。

  • かかりつけ医に相談
  • 医療行為が必要な場合は、主治医に相談することが必要になってきます。
    入院が必要なのか、どのような病院が適しているのかなどの判断を仰ぐことができるでしょう。

  • 公的機関に相談

    • 市区町村の介護保険や高齢者福祉担当窓口

    • 地域包括支援センター

    • 都道府県の高齢者福祉担当窓口

    • 都道府県の高齢者総合相談センター

    • などの公的機関にも相談窓口はあります。


  • 民間機関に相談
  • 民間の相談センターや、インターネット上の相談サイト、施設検索サイトなどを利用する方法もあります。
    サイトを利用すると、効率よく全国の施設を探すことができます。


どのような相談方法を選ぶにしても、得られる情報は限られています。
最終的には実際に複数の施設を見学して、比較して選ぶのが大事なことです。

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認知症でも入れる施設の種類


認知症の場合に入居できない施設もありますが、入居が可能な主な施設には下記のようなものがあります。

  • 特別養護老人ホーム
  • 日常生活で常に介護が必要で、在宅での適切な介護が困難な方のための施設

  • 介護老人保健施設
  • 病状が安定期にある方で、家庭へ戻れるよう介護やリハビリを行う施設

  • グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
  • 認知症の高齢者が共同生活しながら、日常生活の支援や機能訓練受けることができる施設

  • 介護付き有料老人ホーム
  • 食事や健康管理、入浴や排せつなど日常生活における様々なサービスを受けることのできる施設(認知症不可の施設もあります)


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施設探しは在宅介護が困難になる前に


施設を探し始めてから入居できるまで、様々な事務手続きなどがありますから、早くても1カ月程度はかかります。

また特別養護老人ホームのように、1施設で100人単位で待機している施設もあります。
役所に特別養護老人ホームの話を聞きに行き、利用できる施設一覧にある待機人数を見たときに、よく話には聞いていたものの驚きました。

最期まで在宅で看ることができれば何よりですが、現実にはなかなか難しいものがあります。
介護が始まったら先々の可能性ことも含めて考え、施設を探したり見学したりということを始めることをお勧めします。

介護が困難になればなるほど、時間的にも体力的にも余裕もなくなり、施設探しに手間ひまをかけることが難しくなりますので。

できることならば、介護者も被介護者も、そして家族も納得のできる施設を選ぶことができることが望ましいです。


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他人に介護してもらうことに慣れる|認知症対応型グループホームでの生活


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遠距離に住む実家の母は、レビー小体型認知症と診断されています。
高齢の父がほぼ一人で在宅介護を続けてきました。
その母は先日、認知症対応型グループホームに入居しました。


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慣れないグループホームの夜


母がグループホームに入居して2週間余り経ちました。
眠れていないそうです。

自宅にいるときも、夜中に目を覚ましては父に声をかけていた母。
父は何度も起こされ、熟睡することが難しい状態でした。

グループホームでは個室ですから、落ち着かないのもあるのでしょう。
歩行がおぼつかないのに部屋から一人で出てくる母を見て、スタッフもハラハラしていたそうです。
慣れない環境と不安からか夜の睡眠時間が極端に少なく、昼間うとうとしたりボーッとしたりすることが多いということです。


グループホームのスタッフによる睡眠時間確保の工夫


睡眠時間が極端に短いことで、足元のふらつきが以前よりひどくなっていました。
ベッドで横になる時間が少ないため、足の浮腫みもひどくなっていました。

浮腫みのために毛細血管や細胞が圧迫されて内出血を起こし、あざのようになっているとの報告を妹からも受けていました。

以前に心筋梗塞で入院したこともあり、浮腫みに関しては特に心配していました。
グループホームと提携する医療機関の訪問診療できちんと診ていただいたところ、大きな原因はやはり睡眠不足だそうです。

グループホーム入居当初に眠れなかったり、浮腫みが出たりということはままあることだという話。
どうにか母が睡眠時間を確保できるようにと、スタッフの皆さんであれこれ考えて対処してくださいました。

母は現在、自室ではなく夜勤のスタッフのそばで眠っているとのこと。
夜は昼間よりもスタッフの人数が少なくなるので、母のような利用者がいると仕事が大変になることと思います。

そうやってでも睡眠時間を確保できるようにしてくださっていることに、私たち家族は感謝するのみです。
そばに人がいることで安心できるのか、最近では熟睡できる時間が長くなってきているそうです。


人様から介護を受けることに慣れるということ


自宅で母を看ることができたらどんなにいいか。
入居してからも何度もそんな思いにかられました。

自宅で看れないからグループホームに入居した。
自宅で看れないから人様に介護をお願いしている。

何度も自分自身に言いきかせています。
私だけでなく、父や妹たちも同じ思いでしょう。

母に要介護認定が下りたとき、地域包括支援センターのスタッフに言われた言葉をよく覚えています。
今はまだデイサービスなどが必要ないと思っても、他人からお世話されることに慣れることが必要です。いずれはそうなるのですから、今から少しずつサービスを利用することで慣れていったほうがいいですよ」という言葉を。

被介護者である母にとってはそれが必要なことだと当時は思っていました。
グループホームに入居してからは家族にとっても「慣れる」ということが必要なのだと痛感しています。

正直なところ、私自身なかなか慣れないでいます。
昨夜は眠れたかしら。
ご飯は美味しく食べてるかしら。
何を思って暮らしているのかしら。

ともすれば、母がどうしているのかを一日中考えていることもあります。
母が新しい生活に慣れるのに時間がかかっているように、私も同じなのかもしれません。

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認知症家族の介護・在宅介護の限界|在宅介護から施設介護へのタイミング


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実家での老老介護。
80代半ばの認知症の母を90歳近い父が一人で介護しています。

娘たち3人はそれぞれ可能なサポートをしながら支えてきたけれど、4カ月ほど前から在宅介護の限界を感じ始めていました。



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もう無理」と「まだできる」のはざまで揺れる家族の思い


在宅介護し始め当初と比べて変わったのは、母の要介護度。
2から3になりました。
そして歩行も困難に。

それでも父以外の誰かが常時サポートできれば、まだまだ在宅介護が可能な状態です。
レビー小体型認知症の特性のためか、調子のよいときもたくさんあります。

母の調子のよいときは、父はもう少し自宅で頑張れるかも・・・と思うようです。
でも夜中に何度も起こされる日が続くと、高齢の身にはつらく感じるのは当たり前のこと。

父は寝不足で疲れとイライラが募ると、病気だと分かっていても母に優しく接することができなくなり、母も自分を受け止めてくれる娘たちに父に対する愚痴をこぼすことが多くなりました。

母が何をしようとどんなに辻褄の合わない話をしようと、私たち娘が母のことを受け止められるのは、きっと毎日24時間一緒にいるわけではないからでしょう。

実家に数日泊まり込みながら母の世話をしていても、自宅に帰る日の朝にはホッとする自分がいます。
そして次の瞬間には、ホッとした自分に罪悪感を感じます。
父はこの環境から逃れることができないのに・・・と。

もう無理・・・まだ頑張れる・・・。
父はこんな思いを何度となく繰り返してきました。
そのたびに、家族で今後の暮らし方について話し合いもしてきました。


在宅介護から施設介護へのタイミングとは


1カ月ほど前に、父がとうとう大きなSOSを出しました。
母とぶつかった翌日の電話で、
自分の命を削って介護をしている。命と引き換えにしているように感じる」と。

以前からグループホームへの入居の話は出ていました。
父のこの言葉にもう話を進めるべき時期が来たと判断し、父の気持ちも確認したところ進めてほしいと。

在宅介護から施設介護へのタイミングは主たる介護者である父が決めるべきだと、ずっと家族で話してきました。
辛い時間があっても一緒にいたいと願っている両親を、娘たちの思いだけで引き離すことはできませんから。

父が決断したときがそのタイミング。
はたから見てまだ在宅介護が可能だと思えても、父が無理だと感じたときが「そのとき」だと考えてきました。


施設介護へ向けての準備を始める


その日から、施設介護へ向けて動き始めました。

  • ケアマネージャーに状況を報告

  • 認知症対応のグループホームを探してもらう

  • 入居可能なグループホームが見つかるまで、父の負担をどう軽減するかを検討


といっても、すぐに入居できる施設が見つかるわけではありません。


父の懸念と娘たちの心配


父の懸念は2点あります。

  • 母が施設入居に納得しないであろうということ

  • 母はいつでも父を探すので離れるのは無理ではないかということ

だからといって今のままでは父が先に倒れてしまうかもしれない、というのが私たち娘3人の心配事です。

そこでケアマネージャーも交えて、それぞれの思いや考えを出して話し合いました。


  • 今なら入居可能な施設の中から、母に合うであろう施設を選ぶことができる。

  • 父が倒れてしまってからでは、選ぶこともできずに遠くの施設になってしまうかもしれない。

  • 即座に入居可能な施設が見つからずに、いくつかの施設でショートステイで繋ぎながら空きを待つしかなくなるかもしれない。

  • 環境の変化は病状に与える影響が大きいので、いくつかの施設で繋ぎながらということは一番避けたい。

  • 要介護者である母のことも大事だけれど、介護者である父の健康も大事。



在宅介護から施設介護へと準備を進め始めてから約1か月後、母は認知症高齢者グループホーム(認知症対応型共同生活介護)に入居しました。

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介護保険を使った車いすのレンタル|歩行車を返却し、新たに車いすをレンタルする


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昨年末から、母は車いすを利用するようになりました。
それ以前は歩行車を使っていましたが、病状が進むにつれて歩行車でも自力歩行が困難になってきたからです。

レンタルしていた歩行車は返却して、車いすを借りることにしました。


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現在の母の歩行状況


レビー小体型認知症の特性なのか、筋力の低下のためか、あるいはその両方のためか、歩行車の真ん中に立つことが難しくなっています。
また、体が傾いたり前のめりになったりするために、歩行車を使って歩いているというよりも、歩行車が先に行ってしまう状態です。

歩行車のハンドルを介助者が支えていても、歩いているうちにそのような状態になり、少しの距離でも歩行が困難になってきました。


車いすの種類


車いすには使用目的によっていくつかの種類があります。
ここでは介護用品としての車いすについて記したいと思います。

自走介助兼用車いす

車いす利用者本人が操作でき、介助者が後ろから押すこともできるタイプです。
利用者本人が操作できるよう、タイヤの外側にハンドリムと呼ばれる小型の輪が付いています。
これを回すことで自力で車いすを動かすことができます。

介助者のために、後ろから押す取っ手にブレーキが付いています。
自転車のブレーキと同じ形態です。


自走専用車いす

自走介助兼用車いすの特徴の内、自走式の部分だけが備えてあるタイプです。
後ろから押す取っ手にはブレーキは付いていません。


介助用車いす

自走介助兼用車いすに比べると、タイヤが小さく自走用のハンドリムは付いていません。
比較的コンパクトにできています。


ティルト・リクライニング機能付き車いす

利用者自身で座位姿勢が保てない場合に使われるタイプです。
リクライニング機能は背もたれのみが傾いて、角度を変更することができます。
ティルト機能は背もたれと座面の角度を維持したまま、後方へ傾けることができます。
両方の機能を兼ね備えたものもあります。


電動式車いす

タイヤを電動モーターで動かすタイプです。
手元のスティックで操作できますが、総重量が重くなります。


母がレンタルしている車いすのタイプ


介護保険でレンタルする車いすは、2種類紹介してもらいました。
私は同席できませんでしたが、両親と妹で選んだのはこのタイプです。


カラーは写真のオレンジの他、ブルー、グリーン、グレーがあり、ブルーを選びました。
このようなクッションも同時にレンタルしています。


介護保険利用(1割負担)で、車いすとクッション合わせて1カ月につき500円ほどだそうです。


車いすの使い心地


実家滞在中に何度か母を乗せて外出しましたが、操作はいたって簡単です。
手元のブレーキも自転車のブレーキと同じように操作すればいいので、何も迷うことなく使えました。

幅が55cmと通常のものより10cmほどコンパクトなので、初めて見たときにはかなり小さく感じました。
たたむときは真ん中からぺたんと簡単に折れ、そのときの幅は29cm。
収納しておく際も邪魔になりません。

段差を越えるときは、タイヤの下の方に付いているバーを踏んで前輪を軽く浮かせるだけで、ラクラク乗り越えられます。
お店などに入るときはスロープを使いますが、出るときには下り坂になるので安全のために後ろ向きに進みます。


まとめ


車いすをレンタルしたおかげで、歩行が困難になり始めた頃よりも頻繁に外出できるようになったのは嬉しいことです。

父が車いすを押して、近所のスーパーへ買い物に行くこともあるとのこと。
外へ出ることで脳への刺激も増えることと思います。

これから暖かい季節になりますから、お花見も楽しめることでしょう。
介護保険を使って訪問リハビリを利用し始めました。」という記事でリハビリを始めたことを書きました。
リハビリの効果が出て車いすが必要なくなる日が来るとさらに嬉しいのですが。


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高齢者世帯に工事なしで使えるIHクッキングヒーター(アイリスオーヤマ)


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一昨年の冬、実家のキッチンのコンロをIHクッキングヒーターに変えました。
母の認知症が今ほど進んではいず、まだ時々料理をしていたころでした。

それでもだんだん認知力が低下してくると、危険なものを危険と感じないときもあり、ガスコンロでは火災ややけど、袖口などへの燃え移りが心配になっていました。

一時はガスコンロを使い終わるたびに電池を抜いて、母が使えないようにしていたこともあります。

そうなると料理をする父が不便を感じるようになってきました。
また火災や燃え移りの心配は父も同様でしたから、IHクッキングヒーターに変える必要性を感じるようになってきました。


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購入したのはアイリスオーヤマのIHクッキングヒーター。



購入の決め手となったポイント


  • 火が出ないから安心

  • 電源が100Vで電気工事がいらない

  • 価格が手頃

  • 音声ガイド機能が付いていて、高齢者でも使いやすい

  • 全面フルフラットのガラストップで掃除がしやすい

  • 1分〜9時間50分のタイマーが付いている


 

安全のための5つの機能


  • なべ検知機能:使えるなべ、使えないなべを自動的に判別

  • なべなし自動OFF:なべをのせないで加熱を始めると、自動的に加熱を終了

  • 小物検知機能:スプーンなどのなべ以外の小物を置いて加熱すると、自動的に加を終了

  • 切り忘れ自動OFF:調理を始めて、45分以上キー操作をしないと、自動的に加熱を終了

  • 温度過上昇防止機能:なべ底の温度が高温になりすぎると、自動的に加熱を終了



デメリットがないわけではありません


  • 火力が弱い

  • 電子レンジや炊飯器など、同時に使うとブレーカーが落ちることがあるので要注意

  • 慣れるまでは火力調整がうまくできず、調理時間がかかることがある


  
ある程度のデメリットがあっても、安全、安心には代えられません。
右手前の電源ボタンを押し、そのあとはガラストップ手前の加熱キーをタッチするだけという簡単さを父は気に入ってくれました。
火力調節も「強く」「弱く」と表示してあるところをタッチするだけ。

実家へ行くと私も使いますが、「音声ガイド」はよくしゃべってくれます(笑)。
フルフラットのガラストップは、拭くだけできれいになるので手入れがラクで、使い勝手がよいです。

購入したのは2口のものですが、1口、3口とありますので、ライフスタイルに合わせて選びやすいです。
また、工事が必要となる場合もありますが、200Vのものもあります。
火力が強い方がいいという方向きです。


義父はNO!


昨年末、夫の実家でもガスコンロを買い替えることになりました。
一緒に買いに行きましたが、料理好きの義父には火力の弱いIHクッキングヒーターは却下されました(^^;
離れて暮らしている分、安全なものを使ってほしいのですが、さすがに強制はできません。

今すぐは無理でも、折を見てまた勧めてみたいと思います。

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要介護認定高齢者に対する税法上の障害者控除について|障害者手帳がなくても受けられます


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実家の母はレビー小体型認知症と診断され、要介護認定認定も受けています。

市の広報紙を読んでいたところ、「要介護認定を受けられた方の税金の控除」という記事が目に留まりました。

要介護認定と障害者控除???
障害者控除って障害者手帳がないとだめじゃないの???

知らない事柄だったので、広報紙を読むとともにインターネットで検索しました。


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税法上の障害者控除とは


障害者手帳を持っていない65歳以上の要介護認定を受けている方で、申請により障害者に準ずると認定されれば、所得税・住民税の控除が受けられる「障害者控除対象者認定書」が交付されます。

この認定書を確定申告等の際に税務署等の窓口に提出すれば、税法上の障害者控除が受けられます。

これが「税法上の障害者控除」です。


気づきにくいけれど気づかないといけない


こういった制度があることはまったく知りませんでした。
母の介護認定の件であれこれ調べてきましたが、この事項を目にしたことはありませんでした。

日ごろ比較的丁寧に広報紙を読みますが、今までそういった記事には気づきませんでした。
自分に関係のある項目が優先的に目に飛び込んでくるのでしょう。

家族に関係あることとなって初めて気がついたという可能性があります。
私が住む自治体では、年末調整が近くなる時期の広報紙に出ているようです。

市から配布される「暮らしのガイドブック」にも広報紙と同じ内容のことが載っていました。
連絡先の課名と電話番号も記されていましたから、気づいて自ら連絡する必要があります。


知らないと損をする・誰も教えてはくれない


両親の住む自治体のHPを見る限りでは、申請書を提出し障害者に準ずるかどうか審査があった上で認定されるかどうかが決まるのだと思っていました。

次妹が役所の窓口へ出向いて母の名前を告げると、役所のコンピュータにある情報で確認し、その場で申請書に記入して提出するよう言われたそうです。

「1週間ほどで認定書が郵送されますから」と言われたということは、既に認定の対象として登録はされていたということです。
登録されていて控除の対象となっていても、申請がない限り適用されないということですね。
知らないと損をすることばかりです。

税金の還付や控除などのときは、申請しないと誰も教えてくれないということを目の当たりにしました。
当たり前のことでそういうものだとはわかっていましたが、情報はこちらから取りに行かなければならないと強く実感しました。


高齢者にはまわりからの情報提供も大事


高齢者の独居や高齢者夫婦だけで暮らしている方も増えています。
実家もそうです。

情報は自分で得なければならないとはいえ、高齢者だけの住まいでは難しいこともあると思います。
同居でなくても身内が声をかけてあげることも大事なことですね。


確定申告にまだ間に合いますから、控除の対象となるご家族がいらっしゃる場合は、認定書を受け取れるよう早めに申請した方がいいかと思います。

参考にどうぞ。

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