私は発赤(赤み)、腫脹(腫れ)、掻痒感(かゆみ)といった副反応が出やすいです。
数年前に「インフルエンザ予防接種|効果と副反応」という記事で、インフルエンザ予防接種の副反応について書いています。
毎回副反応が出るにもかかわらず、予防接種を受ける理由などについて記します。
目次
・インフルエンザワクチンの入荷数が少ない
・インフルエンザ予防接種の副反応
・副反応が出るのにインフルエンザ予防接種を受ける理由
・医療従事者の考えも参考にした
・まとめ
インフルエンザワクチンの入荷数が少ない
今年はインフルエンザワクチンの入荷数が少ないと言われています。
報道によれば、ワクチン株の決定が遅れて製造が遅くなったからということです。
今年は入荷数が少ないという「#インフルエンザ」のワクチン。子どもにはいつ #予防接種 を受けさせたらいいのでしょうか。#小児科医 の#森戸やすみ さんが解説します。 #タミフルhttps://t.co/tZlAw9qnFb
— 朝日新聞医療サイト「アピタル」 (@asahi_apital) 2017年11月20日
かかりつけのクリニックでも10月末に予約をしようとしたら、入荷していないので入荷後に連絡・予約をと言われました。
それから約3週間後にようやく接種できました。
夫のかかりつけクリニックでは、すでに予約がいっぱいで当面は接種できないと言われたそうです。
インフルエンザ予防接種の副反応
インフルエンザ予防接種の副反応について、厚生労働省のホームページには下のように書いてあります。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
インフルエンザワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)には、どのようなものがありますか?
免疫をつけるためにワクチンを接種したとき、免疫がつく以外の反応がみられることがあります。
これを副反応といいます。
季節性インフルエンザで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)等が挙げられます。
接種を受けられた方の10〜20%に起こりますが、通常2〜3日でなくなります。
全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などが見られます。
接種を受けられた方の5〜10%に起こり、こちらも通常2〜3日でなくなります。
また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)が見られることもあります。
ショック、アナフィラキシー様症状は、ワクチンに対するアレルギー反応で接種後、比較的すぐに起こることが多いことから、接種後30分間は接種した医療機関内で安静にしてください。
また、帰宅後に異常が認められた場合には、速やかに医師に連絡してください。
私は以前から接種後に副反応が出ていたわけではなく、10年ほど前から腫れや赤み、かゆみといった副反応が出始めたと記憶しています。
一番ひどかったときは、上腕部全体が腫れてじんましんのようなものが出てしまいました。
すぐにかかりつけ医にも相談したところ、その部分だけならままあること、それ以上広がることがなく数日で治まってくれば問題ないとのことでした。
副反応が出るのにインフルエンザ予防接種を受ける理由
今年も副反応が出始めています。
いつもよりかゆみは強くありません。
腫れもこの程度で治まってくれればいいのですが。
副反応が出るにもかかわらず予防接種を受けるのは、ここ15〜16年ほどの間で接種しなかった年だけ見事にインフルエンザに罹ってしまったからです。
大人で持病もないので数日すれば治るものですが、とにかくつらかったです。
ちょうど年末だったので、予定していた帰省もできなくなり息子たちにも両親たちにも申し訳なかったです。
予防接種を受けるかどうかについては様々な考え方があります。
私自身は自分の経験から接種に効果があると感じているので、副反応が出ても毎年受けるようにしています。
医療従事者の考えも参考にした
息子たちの中高時代の同級生には、お医者さんの息子さんが多くいました。
そのお母さん方と話をしていると、家族みなインフルエンザ予防接種を受けているという方が多いように感じました。
こんな記事もあります。
筆者・酒井さんが勤務する病院では医師だけではなく、患者さんと接する機会のある職員のほとんどがインフルエンザワクチンを接種するということ。大きく分けて二つある理由を解説します。 #インフルエンザ #ワクチン #医心電信 https://t.co/ZJ4fpszZMl
— 朝日新聞医療サイト「アピタル」 (@asahi_apital) 2017年11月19日
まとめ
「インフルエンザはただの風邪とは違う」とよく言われます。
全身症状も強く、「抗インフルエンザ薬」の服用が効果があるとはいっても罹ればつらいものです。
予防接種をしても罹ってしまったという話も見聞きします。
日ごろからの手洗いやうがい、マスクの着用、十分な栄養と休養、室内で適度な湿度を保つなどの予防も必要です。
予防接種をするかしないか。
接種に対する考え方だけではなく、家族に乳幼児や高齢者がいる、受験生がいる、持病がある・・・なども受けるか受けないかの判断材料となるでしょう。
ワクチンの効果が期待できるようになるには、接種後1週間〜3週間かかると言われています。
接種を予定している方はお早めにどうぞ。