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カテゴリ:家計-家計一般

国民年金の任意加入|昨年末に60歳になり手続きをしました


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20歳以上の学生の国民年金加入が義務化されたのは、1991年(平成3年)4月。それ以前は任意での加入だったため、1985年4月に就職するまで、私は年金に加入していませんでした。

学生だった当時、20歳になって書類が送られてきて役所へ学生であるという届けを出した記憶があります。担当者に「就職するまで、これ以上届け出る必要はないから」と言われたことを覚えています。それぐらい、就職してから年金に加入するのが普通だった時代です。


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ねんきん定期便を見ると、20歳になってから就職するまでの28ヶ月分が未加入となっているため、私の国民年金は満額が受給できる480月(40年)に足りていません。これは「ねんきんネット」(https://www.nenkin.go.jp/n_net/)」でも確認できます。

その不足分を補うため、市役所の年金担当窓口で任意加入の手続きをしてきました。


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任意加入の条件


日本年金機構のHPには、国民年金の任意加入についての条件などが記されています。「リンクフリー、転載フリー」とありましたので、貼っておきます。

次の1.〜5.のすべての条件を満たす方が任意加入をすることができます。

1.日本国内に住所を有する60歳以上65歳未満の方
2.老齢基礎年金の繰上げ支給を受けていない方
3.20歳以上60歳未満までの保険料の納付月数が480月(40年)未満の方
4.厚生年金保険、共済組合等に加入していない方
5.日本国籍を有しない方で、在留資格が「特定活動(医療滞在または医療滞在者の付添人)」や「特定活動(観光・保養等を目的とする長期滞在または長期滞在者の同行配偶者)」で滞在する方ではない方

上記の方に加え
年金の受給資格期間を満たしていない65歳以上70歳未満の方も加入できます。
外国に居住する日本人で、20歳以上65歳未満の方も加入できます。
※1.の60歳以上65歳未満の方は、60歳の誕生日の前日より任意加入の手続きをすることができます。


夫も私同様、大学卒業後に就職するまでは加入していませんでしたから、納付月数が480月(40年)になっていませんが、定年が65歳なので60歳以降も働いて厚生年金に加入しています。そのため任意加入することはできません。


任意加入した方がお得なの?


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月額保険料はその年によって変わります。日本年金機構のHPによると、令和4年度は月額16,590円、令和5年度は16,520円、令和6年度は16,980円です。

私の場合の任意加入保険料合計は、468,000円ほどになります。不足の28ヶ月分のうち2年分は「2年前納制度(口座振替)」を利用して16,100円割引になっています。令和4年度分の4ヶ月もほんの少しの割引ですが、担当者が一番お得になる支払い方法で手続きしてくれました。

任意加入しない場合の老齢基礎年金の見込額(65歳から受給した場合)と、任意加入した場合との差は、年額で48,000円ほどです(月に4,000円ほど)。ということは今468,000円ほどを支払い、10年弱で元が取れることになります。65歳から10年、つまり75歳以上生きればお得になるということです。






窓口の担当者に「変なことをお尋ねしますが・・・」と聞いてみたのは、28ヶ月の間に私が亡くなった場合、前納した保険料はどうなるのか、ということ。「亡くなった以降の分はお返しします。でも、お元気でいてくださいね」という回答でした。

月当たり4,000円増やすために、50万円弱の保険料を払うのがお得かどうかは考え方によるかと思います。たかだか月4,000円のために、今手元からまとまったお金を支出したくないと考える場合は、任意加入は不要ということになるでしょう。ましてや何歳まで生きられるのかは誰にもわかりませんから。

私は今の月4,000円と、高齢になったときの月4,000円の価値はまったく違うだろうと考えましたし、現在の健康状態であればおそらく75歳までは元気でいられるだろうと思ったため加入手続きをしました。果たして机上の計算どおりにいくかどうか・・・。

支払った保険料は、私は専業主婦で夫の扶養に入っているため、夫の社会保険料控除の対象になります。


任意加入の手続は役所の国民年金担当窓口か年金事務所で


手続きできるのは、住んでいる市役所・区役所・町村役場の国民年金担当窓口か、近くの年金事務所です。私は年金事務所より市役所の方が近いので、市役所で手続きをしました。

転居に伴って年金手帳の住所変更をしたことは何度かありましたが、年金に関して手続きするのは初めてでした。そのため「初めてなので、何枚か書類に記入してもらうことになります」と数枚の書類が出されました。

手続きに必要なものはこの2つ。


  • 基礎年金番号通知書または年金手帳等の基礎年金番号を明らかにすることができる書類
  • 預(貯)金通帳および金融機関への届出印


預(貯)金通帳および金融機関への届出印が必要なのは、任意加入の保険料の納付方法は口座振替が原則だからです。

書類の記入や諸処の確認などのため、時間が多少かかります。「何かのついでに寄ってみた」ではなく、時間を作って手続きに出かけることをおすすめします。

60歳以上65歳未満の場合は、60歳の誕生日前日から手続きできますので、任意加入をしようと思っているなら60歳の誕生日が近くなったら予定に入れておくといいと思います。

私は12月の誕生日翌日に出向きました。納付書が送られてきたのは年が明けてからです。令和5年4月からの2年分は口座振替となっています。


まとめ


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私と同年代の方で大学卒業までは国民年金に加入していなかった、という方は多くいることと思います。少しでも年金を増やしたいなら、加入していなかった分を「任意加入」として満額受給できるようにする方法があります。

年金についてはそれぞれの働き方や配偶者の扶養に入っているかどうかなど、今までのライフスタイルによって異なってきます。まずは窓口で相談してみるのがよいかと思います。

そして手続きした後は、健康に留意して夫婦で元気に長生きすることが必要ですね。親の世代ほどの年金額ではないですが、生活を支える大事なものですから。

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食費節約の秘訣は夫にあった!|買い物嫌いの妻と買い物好きの夫


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我が家の食に関する買い物は、ほぼすべて週1回宅配される生協で済ませています。
共同購入をしていたころも含めて30年近く生協商品を愛用。

長年利用しているので、1週間でどのぐらいの量が必要かは感覚的にわかっています。
生協で購入するものの月の予算を決めておき、その範囲内に収まるよう心がけています。


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店舗での買い物・夫と私の行動の違い


私の家計管理のメインは袋分けです。

店舗での買い物費用は、袋分け後に家計用財布に入れたものを使っています。
生協で宅配されてもので足りなくなったものや、その週に配達がなかったものを店舗で購入。

子どもたちが食べ盛りのころは店舗で食料品を追加購入することが多かったものです。
生協商品が届いてもあっという間になくなってしまいましたから。

現在は夫と2人暮らし。
生協で注文するものも予算も減ってきています。

足りなくなったり欲しいものを買い足すとしても、私はメモを手に目的のものだけを購入。
夫は反対に店内をくまなく歩き回るタイプです。

食料品に限らず私は買い物のために歩き回るのがあまり好きではありません。
ウインドウショッピングも苦手。

夫は食料品に関しては、買い物やあれこれ見て回るのが好きです。
デパ地下やスーパーの食料品売り場の配置は、夫の方がよく知っているほどです。


予算外のものは夫が購入


上記のような行動パターンの夫婦ですから、夫は目で見て食べたいと思うものや美味しそうだと思うもの、お買い得なものを仕事帰りに買ってきてくれます。

これらはすべて夫のポケットマネーから。
私は払いませんし夫も特に請求しません。

私にとってはあくまで【夫のお土産】ですから。
甘えさせてもらっています。

その結果、我が家の食費は予算内に収まりながらも食卓はバラエティーに富んだものとなっています。


現役で働ける今だけの恩恵


夫も私も50代半ば。
いつまでも甘えてはいられないでしょう。

年金生活になったら夫も行動パターンが少しは変わるかもしれません。
今のうちに貯めておくことも大事なことですが、今だからできることも楽しみたいと思っています。
ささやかな楽しみですけどね。


ゆきのの本音

玄関に夫を迎えに出て、まず目が行くのは夫の顔ではなくて手元。
【お土産】があるかどうかの確認です(笑)
本日もありがたくいただきまーす。


家計管理の参考になる記事が集まっています。
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働き手のモチベーションを上げる家計管理|専業主婦家庭の一例


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お嫁さんに尋ねられ、我が家の家計管理を改めて振り返ってみた」という記事に書いたように、我が家では主婦である私が家計管理をしています。
 
私が管理しているものの、夫も関わるようになったのは約10年前。
夫からの要望もあり軌道修正しました。

結婚当初1年半ほど働いたのちはずっと専業主婦。
そんな専業主婦家庭の家計管理について書いていきます。


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以前の家計管理と現在の管理


以前は私がお給料が入る口座を管理していましたが、現在は夫が口座を管理しています。

お給料日にそこから夫が下ろして現金で渡してくれています。
ボーナスも同様です。

光熱費など家計費の口座は以前同様、私が管理しています。


家計管理の方法を変更した理由


なぜ口座の管理者を変えたのか。
変えたのは10年ほど前です。

働いている夫が自分の収入の流れをつかんでいないことで、お給料を家庭に運んでいるだけのように感じていたことがきっかけです。

専業主婦で当たり前のように家計管理をしていましたが、いつしか自分のお金のように感じていました。
夫が汗水たらして働いてくれた結果だということを忘れかけていました。
家計の報告もしていませんでした(尋ねられもしませんでしたが)。

その結果が夫の思いにつながったのでしょう。
反省しきりでした。

話し合った結果、働いている人のモチベーションは大事だということで、夫がお給料の口座の管理をすることになりました。


現在の家計管理の方法


話し合ったことを機に、毎月どのようにお金が動いているのかを夫に説明。
お給料の口座は夫が管理しますが、細かな管理や光熱費など家計費の口座はそれまで同様私がすることに。

今では毎月感謝の言葉を添えて、夫から手渡しでお給料を受け取っています。
端数を切り上げて全額渡してくれています。
毎月の報告はしませんが、ボーナス時には全額の動きを紙に書いて夫に渡しています。

それなら口座の管理も妻に任せればいいじゃないか・・・という考え方もありますが、働き手のモチベーションは大事なことだと思います。
結婚して20年も経ってから気づいたことですが。

長年勤めを続けるということは並大抵のことではないでしょう。
天候の悪い日も体調の悪い日も、同じように出勤し同じように働かなければなりません。
当たり前のように口座に振り込まれるお給料は、当たり前の結果ではないことにそのとき改めて気づきました。


家計管理はオープンにすることが大事


家計管理の方法は家庭のありようによって様々でしょう。
夫が管理する場合、妻が管理する場合、共同で管理する場合、家計費を出し合って残りは各自で管理する場合・・・などなど。

いずれの場合にせよ、夫婦が情報を共有し合っているのが何よりだと思います。
ライフスタイルによって共働きから片働きになることもあるでしょう。
減収があっても、お互いに理解し合っていればうまく対応できるかと思います。

50代世代は今後、退職金という大きな収入の使い方や年金生活で生活レベルが変化することに対応していかなければなりません。
そのときにも情報の共有、話し合いが一番大事な部分になってくると思っています。


家計管理の参考にどうぞ。
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60代前半の主婦。結婚して数年の共働き後、ほぼずっと専業主婦です。

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